SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
*5*

動揺

***冬




吐いた息が白く濁り
肌を刺すような寒さが続いていた。




本格的な冬を迎え
我が家では一層賑やかさを増していた。




「おい佑聖!お前、足邪魔なんだよっ」

「はぁ?それ俺の足じゃなくて紫苑のだろ」

「何言ってんのさ!僕なんてみんなが邪魔で片隅にひっそりいるだけなんだけど」

「とりあえずみんな邪魔くせーから出てくんない?」




「はぁ~…」




この状況に呆れて
大きなため息をついていた。




だって……




「みんなでコタツの取り合いしないでよ~!」




子供かよっ!って思わず
ツッコミしたくなる状況だった。
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