ビターな彼氏の甘い誘惑

伝言


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今日は割といい天気で、

いつもの様に
いつもの道を
いつもと同じ感じで出勤する。


そぉよ。
もう、私だっていい大人なんだし、
割り切って、忘れちゃぉっ。

そんなことを思いながら、
ロッカーに
私物を入れて
はぁと、
ため息をつきながらドアを閉めた。

「なぁに?利理ちゃん。
 珍しくため息なんかついて。」

「あぁ。綾菜さぁん・・・
 おはようございます。」

綾菜さんもいつもの様にふふと笑って
一緒に部署へと向かう。


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