この思いは

きっかけ

いつでも頭の中にあるのはあなたのことだった。

きっかけは中学3年生の時。
クラスが同じでたまたま席が隣だった。
初めは全然知らない人で少し心配だったくらい。

ある日、私の苦手な数学の授業で当てられた。
もちろん答えが出ても理解するのに時間がかかるレベル
の私が答えを言える訳がなく...
困り、沈黙していたら、君がノートをスッとおいて来て。
少し驚いたけどおかげで答えを言えた。
私はよく無口でクールだよねと言われてしまう。
でも本当は人見知りがとても激しいだけ。
お礼を言わないと。
勇気を出して「ありがとぅ...〃」と言った。
少ししてから「どういたしまして!」って返してくれた。
嬉しかったけど恥ずかしくて顔を見れなかった。
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