【実話】ありがとう…。

‡第三章 形が欲しい…‡

一人考えた日から、何日かたち―。


思い切って、たかさんに聞いてみる事にした。


そう考えていたら、携帯が鳴り出す。


~♪~♪~♪~

着信:たかさん


「もしもし」



「何してるかと思って電話してみた」

と受話器の向こう側で笑うたかさん。


「うん…」



「どうした?元気ないな。何かあったのか?」


心配そうに聞いてくる。


「ちょっと悩み事」



「俺に話せない事か?話せるなら話せ。少しはスッキリするだろ!?」



「う~ん。たかさん…。私達……付き合ってると思って良いのかな?」



「………」


黙り込むたかさん。


その無言が尚更不安になっていく。


「ねぇ、何か言ってよ……。『今、一番大切にしたい女だって』言ったよね?あれ嘘だったの?」


段々と目の前に霧がかかったように、涙で霞んでいく―‐。


次々に溢れてくる涙はジュータンに染みを作っていくばかり―。


「嘘じゃねぇよ!今だって、一番大切にしたい女だって気持ちに変わりはない!」



「だったら…グスッ…」



「なぁ、泣くなよ…。付き合ってるとさ、ずっと一緒に居たいって思ってても、いつかは別れが来る


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