映画化をするとお聞きしたのでこの機会に読まさせて頂きました。
タイムリープものや、恋愛小説ものはハッピーエンドで終わる事が多々あると思いますがまさかのバットエンドでした。
"今日"を何回も繰り返し何が変わるのか。運命が変わるのだろうか。これらにとても注目し読まさせて頂きましたが、変わったのは修弥の本心を知り変化していく実結の心境ただひとつ。運命を変えることが出来ないとしても、実結の心境が変化し、向き合っていく気持ち。何度同じ"今日"を過ごしても伝えたい事が伝えられない。もし私が実結の立場だとしたら伝えることが出来なかったかもしれない。 修弥を死なせないのがゴールだと思いましたが、死ぬ運命の中で、後悔のない最良の"今日"を過ごすことで実結にとって、修弥にとってのハッピーエンドだったのでは無いのかなと思いました。私自身も"今日"という日を大切に過ごしていきたいと強く思いました。