Winter スキー　雪だるま　鍋 こたつ　クリスマス ミカン　シクラメン “Domestic Violence” ****************************************** “私、、、いつか･･殺されちゃうのかな･･?” 涙で滲んだ最後のページ。 その日記帳を片手に握りしめ、 彼女は首を絞められ殺された。 姿をくらました交際相手の男。 「もうあんな優しい奴、他に見たことないよ！」 「あいつ・・一度キレたら、 ホント手がつけられなくて・・。」 「メチャクチャ友達想いの良い奴なんだよ！」 「なんて言うのかな・・。 なんか・・裏表あるみたいで・・。」 聞き込む相手によって変わるその人間像。 逃亡を続ける彼の身柄を確保するべく、 捜査６課の２人へ応援要請が入った。 Winter、愛は歪む。 　 　

　 　 秋 芸術　読書　スポーツ 月見　ハロウィン 秋刀魚　彼岸花 “誘拐” ****************************************** 検察、弁護士、裁判官、傍聴人。 判決が言い渡されようとしたその時、 その死刑囚の告白に、誰もが息を呑んだ。 「今・・・何と仰いましたか・・？」 「黒部リカを誘拐したのは俺だ。 そして２０年経った今も、 俺の手によって監禁し続けている。」 要求は、【死刑回避】 新たなる犯行自供に、訪れる混沌。 「さぁ・・・・どっちの命を取る・・？」 ２０年の時を経て、 捜査６課の２人へ応援要請が入った。 秋、パンドラは開けられる。 　 　

　 　 春 出会い　別れ 新生活　新天地 桜　タンポポ “盗撮” ****************************************** 「自分が何をやったか分かってんのか！！？」 「・・・正義を果たした・・・それだけです。」 逃走する被疑者を死に追い込んだ狂気の正義漢 警視庁刑事部　捜査１課 神野シン 捜査１課の若きエースだった 彼が左遷されたのは、 存在するはずの無い、捜査“６”課だった。 「あんた・・・ホントに刑事なのか・・・？」 『質問に答える前に１つ申し上げますが、 君は恐らく私が最も苦手なタイプです。』 重度のパニック障害と闘う安楽椅子刑事 警視庁刑事部　捜査６課 月本ヒデトシ 春、２人は出会う。 　 　

　　 　 　 ―――人間にとって、最も耐え難い苦痛は “死”ではない。・・“生”だ。――― 大富豪　ドラガン・バッテラーノ Spring “盗撮” Summer “未成年” Fall “誘拐” 冬 “Domestic Violence” The Last “凶悪” ****************************************** その男は、誰よりも父を尊敬し、 誰よりも父の教えを守ってきた。 その男は、誰よりも人の幸せを願い、 誰よりも人の幸せに尽くしてきた。 「・・・・遺言・・・・ 言ってもいいか・・？」 「やめてよ父さん。病気は絶対治るから、 そんな弱音吐いちゃダメだって。」 「・・・・・・ミライ・・・・。」 「・・・？」 「お前には・・・・俺と同じ・・ ・・・【血】が・・・・。」 「・・父さん？父さん！！」 父から息子へ。 明かされた過去、受け継がれたＤＮＡ。 やがて発生する【連続傷害事件】 その男は、命を奪わず心を殺す 最凶の悪へと変貌した。 The Last、 捜査６課の二人に最後の応援要請が入る。 　 　

　 　 夏 夏休み　お盆 ＢＢＱ　キャンプ 向日葵　スイカ “未成年” ****************************************** 自殺か・・他殺か・・・。 発見された首吊り死体。 不審な点が一切無いその死に、 結論づけられる現場。 ただ一人・・定年を間近に控えた ベテラン刑事だけが異を唱える。 “老害”と煙たがられ孤立していく中、 刑事人生最後の事件に立ち向かう彼を救うべく、 捜査６課の２人へ応援要請が入った。 夏、結束は強まる。