平凡な日常を過ごしてみたい と心の中で言いながら月が輝く夜空にそう願った────。 今周りは野次馬の声と暴走族の荒れた声そして暴走族に立ち向かう1人の少女とその連れの声が響き渡る。 うざいうざいうざうざうざい！ みんな黙れ！いっぺん死んでみるか？ 襲ってくる奴らをボコッボコにして触れ伏しさせて。 ゴメンなさいもう一生しませんとでも誓わせて帰らせるか。 と少し思ったが・・・。 私はそんなに甘くはないことみんな知ってるよね？ ニヤリと笑う顔はとても楽しそうだった。

何でかな 私こんなにも 君におぼれてしまった 男としても 女としても 隣に イタからかな 君はいつも温かかった ありがとう 愛してるよ 桜井綾(ｻｸﾗｲｱﾔ) 高校一年 ♀ 別名 桜井綾(ｻｸﾗｲﾘｮｳ) 黒崎要(ｸﾛｻｷｶﾅﾒ) 高校二年 ♂ 暴走族｢ラビット｣総長

ヤンキーである総長に私は惚れて ずっと総長さんを遠くからいつも眺めていた… そしたら、ある日、総長さんに気づかれちゃって あたふたしてたら総長さんが優しく声かけて来て …… 総長「お前さ、いつもこっち遠くから見てるけどどうした…？」 私「あ、いえ…あの…その…ヤンキーの総長さんってかっこいいですよね(にこっ)」なんて思わずいってしまった… 総長「そうか…？結構怖がられたりすっけど？お前怖くねえの？」 私「え、怖くなんかないですよ？だってかっこいいじゃないですか！」怖いのかな…？みんなそう言ってるけど…案外総長さんは優しそう… 総長「そうか…ならいいけど、あまりに怖いなら近づかなくていいぞ？」 私「あ、はい…」あれ…案外のこ人は優しいそう…心配してくれてるのかな… 総長「じゃあ、もうすぐ皆来るからお前ばっくれたほうが身のためだぜ？」 私「え、あ、あのばっくれって…」 総長「逃げることだ」 私「あ、ですよね！すいませんでは私はこれで！頑張ってください」やっぱり優しい… 2話へ続く