『棺桶入りたい？』 少年は、微笑みながら朱に染める。 幼い殺戮者は、封鎖された空間で弟と共に、狩る。

私にとっての学校｡ ―――それは､“牢獄”｡ 私にとってのクラスメイト｡ ―――それは､“悪魔”｡ 私にとっての人生｡ ―――それは “地獄”だ｡ 私は､生きてていい人間なの？ 私を必要としてくれる人は､この世にいるの？ わかんないよ｡ 誰か教えて そして ワタシヲタスケテ―――……｡

十七世紀フランス―。 不自由もないけれど 縛られた生活をおくり まるで牢獄のような世界で 人形のように生きる女の子と 自由の翼を持つ男の子―。 すれ違う二人の 身分違いの恋―。

_______________ グサッ……グサッ…… 「が……ぐはっ……っ……」 グサッ……グサッ……グサッ…… どこを刺せば人間は死ぬのか どこを刺せば人間は死なないのか 僕は知ってる。 一度やられたことあるんだから。 ザクっ……ガッ！…… あ、骨に当たった。 「や……めろ……！がはっ！……ぁ……」 そうそう、そうやってあがけばいい。 でもね。まだ死なせないよ。 生きたまま、苦しんで苦しんで 最後に死なせるんだ。 最高の御褒美だよ？ 死んだら楽になれるんだから。 ザクっ……ザクっ……ブチッ！…… 「ああぁぁあぁあああ！！……あ……が……ぁ………………」 プシャーーーーっ！…… あ、間違えた。一気に血が溢れ出す。 死んじゃったかな？ まあいいや。もう死なせるつもりだったし。 さあ……次へ行こうか…… ________________________ デビュー作です❤ 誤字脱字、訳分からないところもあると思いますが、暖かく読んでくださると光栄です。 ◌︎⑅⃝︎●︎♡︎⋆︎♡⃝︎ ˻˳˯ₑ♡⃝︎⋆︎●︎♡︎⑅⃝︎◌︎◌︎⑅⃝︎●︎♡︎⋆︎♡⃝︎ ˻˳˯ₑ♡⃝︎⋆︎●︎♡︎⑅⃝︎◌︎

「君の自殺は、完璧じゃない」 　先輩にかけられたその言葉から、私の中学二年生の冬の小さな物語がはじまった。

. . . 「ごめん。また嘘になった。」 メッセージに表示される文字を見て、心が叫ぶ。 何度期待しただろうか。 何度謝られたのだろうか。 何度傷つければ気がすむのだろうか。 君の考えてることは、透き通ったガラスのように丸見えだけれど、やっぱり分からないことが多いよ。 暗い牢獄に閉じ込められたような恋。 やめたくてもやめられない雁字搦めにされた恋。 「わかった。もう連絡するの、やめるね。」 この言葉もあと何回使えば、君の牢獄から出られるのだろうか。 . . .

私にとっての学校｡ ―――それは､“牢獄”｡ 私にとってのクラスメイト｡ ―――それは､“悪魔”｡ 私にとっての人生｡ ―――それは “地獄”だ｡ 私は､生きてていい人間なの？ 私を必要としてくれる人は､この世にいるの？ わかんないよ｡ 誰か教えて そして ワタシヲタスケテ―――……｡