物語は50文字の中に

無償の愛

病のボクのため、父は身を粉にして働き医療費を稼ぎ続けた。

僕が立ち上がらないよう、毎晩毒を盛りながら。



【解説】
一心に看護する方を見ると、人は、無条件に尊敬の念を持ちます。
なんの見返りを求めず、ただひたすらに献身的に身を削る姿。
自分には出来ないと思いますからね。

しかし、人からの尊敬の念が強まり過ぎると……。
人を狂わせてしまう優越感に浸ってしまうのかもしれません。

さて、その優越感。
浸るだけで済めばいいのですが、溺れてしまうと……。
早く、病気が治るといいですね。お互いに。
< 52 / 100 >

この作品をシェア

pagetop