プロフィール

如月あげは
【会員番号】1388174
はじめまして。如月と申します。
​日常の揺らぎや、言葉になる前の沈黙に触れるような物語を綴っています。
これらは、父の看病の日々、病院の待合室で生まれました。どこか強張った静寂の中で見つけた欠片を、物語として形にしています。
​ささやかなものではございますが、お受け取りいただけましたら幸いに存じます。
​              如月あげは 拝


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浦和探偵 ジン

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浦和探偵 ジン 埼玉県・浦和。活気ある商店街の路地裏に、元スナックの建物を改装した風変わりな事務所がございます。色褪せた扉の傍らに掲げられた看板には、こう記されています。 「浦和探偵事務所 SAKURAI JIN」 所長の桜井ジンは、いそじの女性探偵。整えられたソフトリーゼントがトレードマークの彼女は、かつて和歌山の宗教組織から父によって逃がされ、芝浦で伝説の探偵「兄貴」に拾われた過去を持ちます。兄貴からその名と志を譲り受け、彼女が掲げる信条は「沈む声を拾い上げる」こと。かつてエリート街道を捨てた事務員ナオナと共に、日々、街の隙間に埋もれた声なき依頼に向き合っています。 自分の言葉を信じられない清掃員、有能さの陰で孤独を深める会社員、居場所を見失った少女……。ジンは愛車ジャガーの助手席に彼女らを乗せ、あるいは深夜のコーヒーを共にしながら、彼女らが心の奥底に閉じ込めた「本当の願い」を静かに解き放っていきます。だが、誰かの孤独を救い上げるジン自身もまた、消えない過去の残響を抱え続けていました。 やがて物語は、それぞれの人物が抱える「決別」へと向かいます。誰かの不在に涙し、迷子のように彷徨う夜、ジンは再びハンドルを握り、自らの声を取り戻すために海へと進路を取ります。 浦和の街で交差するそれぞれの孤独が、一つの物語として繋がっていく連作短編集です。どうか、そっと手に取っていただけましたら幸いです。

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