八尾 遥さんの作品一覧

「左手に龍はまだ来ない」

総文字数/2,162

青春・友情10ページ

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中二病らしい――。 友達は口をそろえて、俺のことをそう言う。 一応調べてみた。どうやら死ぬ病気ではないらしい。しかも、多くの人が通る道だという。 ……なんだ、珍しくないのか。 けれど俺は知っている。 自分にはきっと、特別な使命がある。 そのうち、この黄金の左手に龍が降りてくるはずだ。たぶん。 そして今、俺に課せられた最大の任務。 ――それは、モテること。 食パンをくわえて登校すれば運命の出会いがあるらしい。 優しい男が好かれると聞けば、全力で実践する。 かっこよさとは何か、強さとは何か。 漫画やテレビから学び、俺は日々研究を重ねていた。 だが現実は厳しい。 女子には距離を取られ、告白すれば一瞬で散り、努力はだいたい空回りする。 それでも俺は諦めない。 左手に龍はまだ来ない。 だが、モテるその日まで、俺の修行も終わらないのだ。 勘違い全開、でも本人はいつだって本気。 中二病男子・幹太が送る、空回り青春コメディ。
天邪鬼な私は、人気者の彼が苦手です

総文字数/27,308

恋愛(学園)69ページ

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「好きだったのは、今の彼じゃない。」 みんなに愛される人気者の彼。 でも私が好きだったのは―― 不器用で、ひねくれていて、少し優しかった頃の彼でした。   ♡.*・゚─────────────♡     桜庭 沙彩(さくらば さあや)      — Sakuraba Saaya —  みんなが好きなものほど、好きになれない         天邪鬼女子           ×     高槻 颯斗(たかつき はやと)      — Takatsuki Hayato —      昔は不器用、今は人気者   ♡.*・゚─────────────♡ みんなに愛される人気者。 優しくて、顔もよくて、頭もいい。 そんな高槻颯斗が、私はちょっと苦手だ。 だって私が好きだったのは―― 言葉足らずで、ひねくれていて、誤解されやすくて。 なのに時々、誰より優しかった頃の彼だから。 告白されても、素直にうなずけない。 近づかれるほど、逃げたくなる。 だけど彼は、まっすぐ私を見る。 「卒業までに、今の俺も好きにさせる」 そんな宣戦布告、反則でしょ。 素直になれない私と、 まっすぐすぎる彼の、 じれったくて、少し特別な青春ラブストーリー。
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