冬野結さんの作品一覧

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「お前の聖女の力は衰えた。呪われた辺境へ行け」 あざとい後輩にポジションを奪われ、元聖女フィーネが追放された先は、誰も寄りつかない“呪われた土地”——のはずでした。 ところが、その土地に生えていたのは、前世(日本人だった頃)に大好きだったお醤油の、原材料の宝庫。 「追放されて、むしろラッキーかも?」 こうして彼女は辺境で、からあげ専門店を開きます。 秘伝のタレに漬け込んで、じゅわっと揚げたて。香ばしい匂いが風に乗れば——街の人も、強面で無口なコワモテ竜騎士の領主・ヴォルフ様まで、胃袋をがっちり掴まれて毎日通い詰めるように。 看板娘はチビ竜のクー。今日も唐揚げをねだって大忙し。 そして、フィーネの価値にようやく気づいて連れ戻しに来た元上司には——唐揚げにすっかり堕ちた最強の竜騎士が、こう言い放ちます。 「俺の婚約者に、何か用か?」 全3話。追放スローライフ×飯テロ×不器用な溺愛。 お腹を空かせて読むと危険な、ほっこり異世界グルメ物語です。
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「人を殺すのが趣味」「男色家で、嫁いだ娘は皆おかしくなる」—— そんな恐ろしい噂ばかりの“氷の公爵”クロード・ヴァレンシュタイン。 没落寸前の実家を救うため、伯爵令嬢エレナは継母に命じられ、その怪物公爵のもとへ身代わりとして嫁がされます。 殺されるかもしれない。 そう覚悟して震えながら迎えた初夜。 けれど、彼が放った第一声は—— 「やっと私の国宝になってくれたね。ずっと、愛していたよ」 冷酷だという噂は、ぜんぶ嘘。 彼女を傷つける“悪い虫”を遠ざけるための、不器用な偽装でした。 宝石を、ドレスを、際限なく贈られて。 「君を傷つける奴は、私が許さない」と、過保護なほどに守られて。 殺される覚悟は、いつしか蕩けるような幸せに変わっていきます。 ——そして、エレナが苦しんでいると思ってニヤニヤ様子を見に来た継母と義妹は、公爵に姫抱っこされる彼女を見て、ショックのあまり失神するのでした。 全3話。怖いと噂の旦那様が、世界一あなたを甘やかす。 恐怖→溺愛の温度差にきゅんとしたい方へ。
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専業主婦の遥は、ある日突然すべてを奪われました。 夫は家に若い愛人を連れ込み、遥の目の前で言い放ちます。 「お前みたいなブスで無能な主婦は離婚だ。出ていけ」と。 ——でも、彼は知りません。 その家の“土地”が、遥の名義だということを。 建物が、遥の実家の建設会社のものだということを。 そして、彼が十年間「住宅ローン」だと信じて毎月九万円を払い続けたそのお金が、最初から一円も銀行に流れていなかったことを。 遥は泣きません。怒鳴り返しもしません。 代わりに、淡々と集めます。証拠を。登記簿を。十年分の振込履歴を。 そして両親と弁護士、さらに「あなた名義のローンなど、最初から存在しません」と静かに告げる銀行員を連れて——わたしの家へ、帰ります。 全3話の現代スカッとストーリー。 泣き寝入りした“あの日の自分”に、そっと拳を握らせてあげたい方へ。
愛する君を消す
冬野結/著

総文字数/33,757

恋愛(純愛)17ページ

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【完結済み・全45話/タイムループ×恋愛】  君を救えた瞬間、君への愛だけが、消えた。  クリスマスイブ、最愛の恋人を事故で失った「僕」は、二人で訪れた古い神社で祈ります。「彼女への愛のすべてを失っても構わない。だから、どうか彼女を返してください」と。  願いは聞き届けられ、時間は桜の咲く四月へと巻き戻りました。けれど、彼女を運命から取り戻す代わりに、僕が払った代償は――。  声をかけてくれるのは、いつも彼女から。よく笑い、よく喋り、自分から踏み込んでくる彼女の前でだけ、不器用な僕の心はやわらかくほどけていく。そんな日々を、もう一度。  これは、愛する君を消すことでしか君を救えなかった、二人の物語です。  読み終えたとき、「愛する君を消す」というタイトルの意味が、きっと変わって見えるはず。切なくて、あたたかい結末まで、どうか見届けてください。 ▼こんな方へ  タイムループ/切ない恋/泣ける純愛/余韻の残る完結作がお好きな方に。 冬野 結
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