その声を聞かせて
love song
それからというもの、凌とはジムで会った時には終わった後車の中で少し話をしたり、そのままどちらかの家でご飯を食べたりするようになった。
ジムに行かない日も何故だか凌は少しだけ顔を見せてくれる。
暇なんだろうか。
普通に仲良しって感じだ。
なんか一緒に過ごすのが当たり前の日課になりつつある。
相変わらず小競り合いはあるものの心地がいい。
季節はいつの間に夏に変わり熱い日がつづいている。
そして私たちは今だに連絡先は交換していない。
ピンポーン。
モニターを確認するとマスクをかけた凌。
「はーい。どーぞー」
凌は一言も話さずにモニターから消えた。