ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
守護妖精フェアリナ
「お帰り、エリナ。買い出しをありがとうね」

 青弓亭に着くと、顔色が良くなったミメットが迎えてくれたので、エリナは「姉さん! 起きて大丈夫なんですか?」と心配した。

「もう大丈夫さ。エリナの卵雑炊とおむすびを食べたら、風邪なんて吹っ飛んじまったよ」

「エリナちゃんのごはんパワーはすごいのですぅ」

 コレットがパチパチと手を叩いて褒めたたえた。

「姉さんが元気そうで安心したにゃん……あっ、のんびりしてはいられなかったにゃ!」

 子猫は狼の腕からぽんと飛び降りた。

「天気がおかしいんですよ。急に寒くなって雪がちらついているんです」

「雪だって? そういえば、さっきから妙に寒いんだよね」

 ミメットが腕をさすると、コレットも頷いた。

「そうですね、寒いですぅ。これでは樹木が育ちません。スカイヴェン国はまだ夏真っ盛りですよね? 暑過ぎずに過ごしやすい気候のはずなのにどうしたんでしょうか」

 コレットの頭の若芽がぶるぶる震えている。
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