ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「ミメット、さっきユーディリシェイラミアムス殿から連絡があったのだ。魔物の森の方から妙な力を感じるから警戒するようにとのことなのだが」

「魔物の森だって?」

「俺たちはこれから向かって様子を見るつもりだ」

「あたしも行くよ。魔物の森に関することなら、冒険者が一番詳しいんだから……」

「駄目です! 病み上がりの姉さんを寒い中連れて行くわけにはいきません!」

 ミメットの前で大きく腕を広げた子猫がびしっと言ったので、キジトラ猫は思わず「にゃっ?」と鳴いてしまった。

「ぶり返してこじれると大変なことになりかねませんからね。今日のところは絶対安静、おとなしく寝ていてください。わかりましたか?」

「わっ、わかったよ。まったく、ちっちゃいのになんて迫力を出すんだよ、さすがは猫だねえ」

 観念したミメットがベッドに戻ったようなので、エリナも「着替えてきます」と専用の部屋に向かった。

「それでは、俺はその辺りを借りよう」

 ルディは物陰に隠れると、服を脱いでフェンリルの姿に変身した。戻ってきた彼は「悪いが、服を預かってもらえるか?」と警備隊服をコレットに渡した。

 真面目な彼がたたんだ服は折り目もびしっと決まっていたので、コレットは「さすがはフェンリルさん、服をたたみ慣れているんですね」と少しおかしくなった。
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