最後まで読まないで
手紙
家の郵便ポストに、毎日宛名のない手紙が入るようになった。封を開けると「今日の夕飯はカレーですね」と書かれている。次の日は「新しい服、似合っていますね」とあった。誰かに監視されているのだろうか。気味が悪くなり警察に相談しようと思った三日目、手紙にはこう書かれていた。「私はずっと、あなたの頭の中にいますよ」その日を境に、私の右手は勝手に手紙を書き始めた。
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