めじるしチャームの怪
第3話【おそろい】

「そのめじるしチャームはおそろいになっていてね、仲良しのふたりが持つものなんだよ」
古い雑貨屋のおばちゃんにそう教えてもらったのは、人の形をした透明なめじるしチャームだった。
お店の電気に当ててみると四方に光が飛び散ってとても綺麗。
「仲良しのふたりが持つなら、私と栞奈ちゃんにピッタリだね!」
同じ小学校で、同じ4ねん1組の雨宮澪ちゃんが嬉しそうに言うので、私は大きく頷いた。
私と澪ちゃんは3年生のときに始めて同じクラスになって、それからずっと仲良しだ。
休みの日にもよくふたりで遊びに出かけている。
「ただし、注意しなきゃいけないことがあるよ」
ふたつのめじるしチャームを買おうとしたとき、おばちゃんが少し怖い顔になって言った。
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