ファンタジー小説一覧

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ケアード魔法公爵令嬢セシリアはまだ七歳。十一歳年上の姉、エレノアが大好きだ。 そのエレノアが、学園関係者や魔法貴族らが集まる卒業パーティーで、王太子ジェラルドから婚約破棄を突きつけられる。それを見た瞬間、セシリアには前世の記憶が流れ込んできた。 どうやらこの世界はネットで限定配信されたアニメ、ロマンスファンタジー小説『孤独な王子は救済の聖女によって癒される』略して『こどいや』の世界のようだ。そしてエレノアは、悪役令嬢と呼ばれる役柄。 (このままでは、大好きなお姉さまは処刑されてしまう!) エレノアの処刑回避のために、姉妹は与えられた領地フェルトンの街にひきこもる。だけどこの街にはさとうきびがあって――。 これは、セシリアが前世(?)の知識を使い、大好きなお姉さまを処刑ルートから回避させて幸せになる物語。 ※以前、短編で書いた同タイトル作品の連載版となります。短編版では省略してしまったイベント、短編版のその後のお話など。 ※表紙画像は針山糸さんより
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お立ち寄りいただきありがとうございます! 【あらすじ】 ブラックウッド王国の次期王妃として教育を受けてきたアイリス・ブライトンは、前王が崩御し、王妃だったハリエットが王宮を去った直後に「ポンコツだから」という理由で婚約を破棄される。 王宮に残るのは側妃のディアドラとその息子で第一王子のノーイック。彼らのほうがよほどポンコツなのに、なぜか周りにはそれがわからない。 不思議すぎる。 ブラックウッド王国には3つの神器が伝わる。王位継承を司る『オラクルストーン』、アイリスの母リリーが持つ『聖水の泉』、最後の一つ、禁忌の石『フォビダンストーン』は失われている。 アイリスが去った後の王宮は、案の定、機能不全になる。王位継承のための儀式の途中でノーイックはとんでもないことをやらかす。 百日後に玉座に即くのは、本当にあのノーイックで大丈夫なのかと、第二王子のギルバートとアイリスは気をもむ。 国が心配だ。アイリス以上に気をもんでいるであろう宰相ヘーゼルダインや、アイリスの家族とともに、なんだか怪しいディアドラ親子をどうにかしようとするのだが……。 なんでもひとのせいにして、おいしいところだけ独り占めにしていた強欲女が自分の犯した罪によって転落するまでのお話です。 どうぞよろしくお願いいたします。 ※他サイトでも公開しています。
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幼くして両親を亡くしたエディットは、遠縁にあたるオーブリー子爵夫妻の元に引き取られて育った。子爵夫妻から、亡き両親であるバロー侯爵夫妻の借金を肩代わりしてやった代わりに死にもの狂いで働けと命じられ、毎日ひたすら働くエディット。長年虐げられ、子爵邸から一度も外に出たことのなかったエディットだが、ある日突然義妹のデビュタントとなる王宮での夜会に同行させられることになった。緊張と恐怖に震えるエディットは、その会場で体の大きな騎士団長マクシムから声をかけられる。しかし極度の緊張でパニック状態になったエディットは、とんでもない粗相をしてしまう。 その後すぐに、マクシムからオーブリー子爵邸に、エディットと結婚したいとの申し出があった。実はマクシムは“氷の軍神騎士団長”の異名を持つ辺境伯で、その戦歴と威圧感のある風貌で皆から恐れられている人物であった。オーブリー子爵夫妻は様々な思惑の中、エディットをマクシムのもとに嫁がせることを決める。 恐ろしい辺境伯からひどい扱いをされるのだろうと怯えていたエディットだが、意外にもエディットにメロメロに優しいマクシム。甘やかされ溺愛されるエディットは、徐々にマクシムに心を開いていく。 だがマクシムは初夜の時から、エディットの様子がおかしいことを不審に思っており────── 引き取られた家で愛されず虐げられて生きてきたエディットが、一途な愛を与えてくれるマクシムの元で幸せになっていくストーリーです。 ※全年齢向けで書いておりますが、性的な行為の表現は出てきます。 ※こちらの作品は小説家になろうにも投稿しています。
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天涯孤独の世羅がある朝、 家の玄関の扉を開けると。 そこは見覚えのある異世界、 ドラムトン王国だった。 二度目の召喚により 魔力と言語理解を失った元聖女、 世羅(セーラ) × そんな世羅と唯一対等な 王族であり騎士団長、 ロード・ドラムトン 中学生の頃に召喚された異世界。 世羅は当時、聖女セーラとして ドラムトン王国を救い日本に帰った。 しかし帰ってきた世羅を待ち受けていたのは、 孤独で厳しい現実。 数年かけてようやく前を向けるようになり、 頑張ろうと思っていた矢先の再召喚に 現実が受け入れられない。 しかも、 世羅は聖女としての力も魔力も全て失い、 言葉すらわからなくなってしまう。 そんな世羅に救いの手を差し伸べたのは、 王族であり唯一対等に話せる、 麗しの騎士団長、ロードだった。 *他サイトさまでも公開中です* *2026.04.19公開* *2026.04.29完結*
逆行令嬢は元婚約者の素顔を知る【2/14 後日談追加】

総文字数/84,796

ファンタジー146ページ

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★コミカライズされました★ 2022/11/30発売『死に戻り令嬢は、完璧な幸せを手に入れた アンソロジーコミック(ZERO-SUMコミックス様)』に収録されています。各電子書籍サイトで、お手軽に読める単話版も配信中。 湯本みこ先生による漫画版エステルとジュードもどうぞお楽しみください! 単話版は素敵なカラー表紙がついています。ぜひ一度ご覧ください。
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ミスティア国 王女 エヴァンテリーナ(リーナ) × ヴァイス帝国 皇太子 レオナルト(レオ) *゚+。。+゚*。゚+。*゚+。。+゚*゚+。。+゚*。+゚ 望まれて結婚したはずが 白い結婚のまま処刑され 絶望の中、息絶えたリーナは なぜか目を覚ますと 一年前に戻っていた ♡ 今度こそ生き残ります! *゚+。。+゚*。゚+。*゚+。。+゚*゚+。。+゚*。+゚ 五劫の擦り切れさま レビューありがとうございます! 励みにがんばりますね *゚+。。+゚*。゚+。*゚+。。+゚*゚+。。+゚*。+゚ 2025.11.18~11.20 こちらは改稿前の作品です 12月刊マカロン文庫では、書籍化にあたり加筆修正し こちらとは別の幸せ満載の番外編も追加されます どうぞよろしくです~☆
拝啓、元婚約者様 捨てた私のことはお構いなく
  • 書籍化作品

総文字数/102,577

ファンタジー193ページ

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侯爵令嬢であるフィーヌは「土の声を聴ける」という地味なスキルしかもっていなかったが、名門ダイナー公爵家の嫡男バナージに嫁ぐべく、厳しく育てられた。 ある日、妹のレイナがレアな植物育成スキル「緑の手」に認定される。緑の手は農作物の成長を促し五穀豊穣をもたらすのでとても重宝されるスキルで、レイナは周囲からちやほやされる存在に。 幼い頃から優秀な姉と比較されてフィーヌが嫌いだったためレイナは、婚約者を奪ってやろうと計画。バナージはそれに乗る。 結果、フィーヌは参加した舞踏会で休憩室に見知らぬ男──ホークと閉じ込められ、不貞行為だと糾弾された挙げ句に婚約破棄されてしまう。 そして、バナージには妹が継ぐことに。 しかし、これはレイナとバナージの計画を事前に察知していたフィーヌが仕組んだことだった。 一方、フィーヌの婚約破棄を知った辺境伯のホークは責任を感じ彼女に求婚。 嫁ぎ先のロサイダー辺境伯家はとにかく産業がなく貧乏だった。フィーヌは土の声を聞いて鉱脈を探し当て、ロサイダー辺境伯領は一気に豊かになる。 一方、ダイナー公爵家はたくさんあったはずの金鉱石の生産量が急激に落ち込みはじめ、フィーヌの力を知るが今更あとの祭りで──。 
悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
  • 書籍化作品
  • コミックあり
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「皇妃を殺せ!」 「レオンティーナを殺せ!」 首に当てられる刃の感触。 帝国史上最悪の皇妃として死を実感したその次の瞬間。 レオンティーナは八歳の誕生日の朝に戻っていることに気づく。 ――なぜ、私は子供時代に戻っているの? 冷えきった家庭で育ち、両親の愛を知らずに育ったレオンティーナ。 政略結婚で夫にも愛されず、唯一の友らしき人と言えば、捕らえられた牢内で世話をしてくれたソニアだけだった。 ――もし、もう一度人生をやり直すことができたなら。 今度は同じ失敗はしない。 ――私は、誰よりもこの国を上手に治めることができる。未来を知っている私なら。 かくて、帝国史上初の女帝の座を目指すレオンティーナの戦いが始まった。
【WEB版】追放したくせに戻ってこい? 万能薬を作れる薬師を追い出しておいて、今さら後悔されても困ります! めでたく婚約破棄され、隣国で自由を満喫しているのでお構いなく
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[原題]婚約者は妹を選んだので元大聖女は旅に出ました ~なぜか魔族の国の方が私を人間扱いしてくれるので、一生ここで暮らしたい~

総文字数/187,985

ファンタジー471ページ

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※2024年2月5日にスターツ出版様より書籍版が発売となりまして、本作は原題【婚約者は妹を選んだので元大聖女は旅に出ました~なぜか魔族の国の方が私を人間扱いしてくれるから、一生ここで暮らしたい~】から【追放させたくせに戻ってこい? 万能薬を作れる薬師を追い出しておいて、今さら後悔されても困ります! めでたく婚約破棄され、隣国で自由を満喫しているのでお構いなく】と改題されます。応援して下さった皆様方、本当にありがとうございました……これからもよろしくお願いいたします!! 自国に愛想をつかし旅に出た大聖女は、魔族の国で成り上がる――? 大陸でも有数の大国、セーウェルト王国。その王都で暮らす伯爵令嬢エルシアは、類い稀なる治癒能力を持ち、聖女たちの頂点に立つ大聖女として、日々激務をこなしていた。 この国では大聖女に選ばれた者が王太子と婚約し、次期王妃となる習慣がある。しかしある日、手紙一つで呼び出されたかと思ったら、唐突に王太子は交わしていた婚約を破棄してしまう。そしてその新しいお相手はなんと妹。 今まで辛い妃教育にも耐え睡眠時間まで削って耐えてきたのに……仕事も立場も全てを奪われ一気に気持ちが冷めてしまったエルシアは、何もかもが馬鹿馬鹿しくなって旅に出る。 それはいきなり盗賊に襲われるような順風満帆とは言えない旅路。だが出会いもあった。謎の美青年がその場に乱入し盗賊達を追い払ってくれたのだ。 彼と肩を並べ奮戦するも怪我を負い気を失ってしまったエルシア。しかし彼女が目を覚ますとそこはなんと、自国と敵対していたはずの魔族の国で……彼女の未来は果たして――。
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【2023/1/5、スターツ出版ベリーズファンタジー様より発売されました書籍の、改稿前のWEB版となっています】 フィースバーク侯爵家の三女として生まれたリュミエールは、ある日、悲しい夢を見て目覚める――。聖女の血筋であるにもかかわらず、何の能力も持たず『空っぽ聖女』、『亡霊令嬢』などと周りの貴族、両親や姉達にさえ揶揄、冷遇されていた彼女。しかし、その容姿だけは誰よりも血筋を受け継いだ為、王太子の婚約者として選ばれることとなった。その日は王太子の誕生日で、生誕祭の会場に赴いた彼女だったが、なんとその場でいきなり婚約破棄を叩きつけられ、腹違いの姉のサンドラが知らぬ間に彼とただならぬ関係になっていた事を知る……。悲嘆にくれ気を失う彼女を救ったのは冷血と名高い銀竜公爵と呼ばれている男性で……その後、日を置かずに彼から婚約の申し出があり、リュミエールは支度金と引き換えで追放されるかのように家から追い出されるのだった……。 絶望にくれながら訪れた嫁ぎ先の公爵家だったが、そこで出会ったのは彼女に好意的な人々ばかりで……日々彼女は塞いでいた思いを解きほぐされ、楽しい日々を過ごしながら、やがてぶっきらぼうだが素直で努力家の銀竜公爵との距離も近づいてゆく。だがそこに、実家から茶会の誘いがあり、そこには王太子とサンドラも訪れるという――。 これは、聖女として失格だと蔑まれていたリュミエールが、自分を取り巻く不遇な環境から解放され、幸せをつかみ取るまでの物語。
冷徹狼陛下の子を授かりました!

総文字数/27,723

ファンタジー63ページ

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ブルネリア伯爵家 長女 マリア × ウルフリア王国 国王陛下 エドワード 伯爵家で虐げられて育ったマリアが、狼陛下と突然政略結婚をすることに。 そこからマリアの新しい人生が始まる。
獣人皇帝は男装令嬢を溺愛する ただの従者のはずですが!
  • 書籍化作品
[原題]男装して冷徹な獣人皇帝の近習になったら、溺愛が待っていました

総文字数/139,168

ファンタジー320ページ

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ヴィヴィアン・モンターギュ(♀) - 大のモフモフ好きで、日本人だった記憶を持つ転生者。男装して獣人皇帝陛下の近習として仕えることに。 × マクシミリアン・ヴィットティール(♂) - 冷徹と名高い白虎獣人の皇帝陛下。昨今では稀に見るモフモフで立派な尻尾を持っているが、実は大きな秘密を抱えている。 *** 本作の見どころは、なんといっても男装バレからの陛下の怒涛の溺愛 ヴィヴィアンと一緒になって「ひぇえっ」となってお楽しみください。 ※陛下もイケメンですが、男装ヒロインもイケメンです。
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公爵令嬢ジュリエッタ・メロウは     父親の死をきっかけに前世の記憶がよみがえり没落しかけた     公爵家を敏腕執事のトーマスセントレアーナ・ボン愛称トス     の支えを受けて前世の知識をフルに活用して公爵家の領地改革や     メロウ家の商会も盛り返していく。               トーマスセントレアーナ・ボン(愛称トス)           伯爵家の3男でメロウ公爵家の執事      愛するお嬢様と共に公爵家の没落を躱し商売に無双する      ジュリエッタを助け支えていく      王太子のアプローチを躱し婚約の申し込みを断ることが      できるのか…      二人の恋と前世の知識で蒸気機関車迄作ってしまうジュリエッタの      活躍をお楽しみください。  
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ミッテール皇国では、魔力を持つ人間は様々な色のオーラに包まれた状態で誕生する。 そしてそれは遺伝的な要素で決まり、魔力のない者の間に産まれる子どもは魔力を持たずに生を受ける。つまりオーラに包まれてはいない。 当然ながら、どちらかいっぽうでも魔力があれば、それが受け継がれる。 そのオーラは魔石加工師により魔石へと姿を変え、肌身離さず身に着けなければならない。 エリーヌは、両親がどちらも魔力のない人間だというのにオーラを纏って誕生した。 ところが加工した魔石はガラス玉同然。魔力がない。 そんな彼女のもとにある日、縁談が舞い込む。相手は世にも稀な金色のオーラを纏って生を受け、強大な魔力を持つ皇帝リオネル。 彼は5年後に皇帝の座を異母弟に譲るため、エリーヌに離縁予定のお飾り妃になるよう命じる。 魔力のない自分に引け目を感じながら過ごしていたエリーヌは、不思議な夢を見るようになり…… お飾り皇妃と希少な金色の魔石を持つ冷酷と噂の皇帝 前世が錯綜するラブファンタジー 2024年4月1日完結公開
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/ 第13回ネット小説大賞 小説部門入賞いたしました! \ *マッグガーデン様より書籍化予定です! 「──ローズマリー・リィーズを国外追放とするっ」 この国の王太子で婚約者のクリストフの近衛騎士が容赦なくローズマリーを引きずっていく。 嘘を吐き、ローズマリーを貶めた公爵令嬢ミシュリーヌの唇が大きな弧を描いていた。 その光景を最後にローズマリーは狭い箱に閉じ込められて何も見えなくなった。 蓋をどんなに押しても叩いても、箱の中から出ることはできない。 今まで聖女として魔法樹を癒して、平民出身だからと見下されていたことに我慢していたが何一つ報われない。 ご飯がいっぱい食べられるからと聖女になったはずなのに、空腹がローズマリーを極限まで追い詰めていく。 絶望しながらも、ふと箱の蓋が開いていることに気がついた。 そのことに気づいた瞬間、今まで感じたことのない怒りがローズマリーの感情を支配する。 「──このクソ野郎ども! ぶっ潰してやるからな」 なんと追放先は隣国のカールナルド国王と王太子のリオネルの前だったのだ。 (あっ……わたしの人生が終わりました) サッと波のように血の気が引いていく。 ローズマリーはぐぅと鳴るお腹を押さえて極度の空腹に絶望しながら、牢の中に投げ込まれる未来を想像していたのだが──。 *他サイトでも連載中
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★2025.2.5  ベリーズファンタジースイート様より書籍発売中 ★2025.6.27 Berry's Fantasy vol.70 コミカライズ連載開始 ★2025.10.24 コミックシーモアにてコミカライズ先行配信開始予定  アインホルン侯爵家の末娘であるオティリエは他人の心を読みとる天性の能力の持ち主である。彼女は魅了持ちの姉イアマの能力により、父親や使用人たちから蔑み虐げられ、満足に食事も取れない日々を送っていた。  そんななか、オティリエはイアマとともに王宮で開かれる夜会に参加することに。そこで彼女は見目麗しく才気煥発な王太子ヴァーリックと出会う。ヴァーリックはイアマに魅了されないどころか、オティリエに対して優しい言葉をかけてくれたのだった。  そんな夢のような夜を終えた翌日、これまで以上に激しくイアマから虐げられていた彼女のもとをヴァーリックが訪れる。 「この家を出て、僕のために力を貸してほしい」  イアマの支配から逃れ自由になったオティリエ。他人の悪意にさらされず過ごせる日々に底しれぬ喜びを感じる。  なんとかしてヴァーリックの役に立ちたいと張り切るオティリエだったが、任されるのは心が読めなくてもできる普通の事務仕事ばかり。けれど、ヴァーリックは『それでいいのだ』と彼女を諭し、優しく導き続ける。そのくせヴァーリックは思わせぶりな行動ばかりとり、オティリエを大いに振り回すのだ。  そんななか、ヴァーリックの妃の座を狙うイアマが動き始め――? ※旧題「魅了持ちの姉にすべてを奪われた心読み令嬢ですが、この度王太子の補佐官に選ばれました!」
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「君は尖った氷柱のようだ」――王太子の婚約者となった名門公爵家の末娘・ルルシャ。十五年間、陰の役目を完璧にこなしてきたが、その献身は誤解され一方的に婚約破棄されてしまう。仕方ないと受け入れたルルシャだったが、愛娘を軽んじられ大激怒した家族は爵位も国も捨て新天地へ。自由な平民生活がスタート!…と思いきや、ひょんなことで出会った隣国の皇弟と契約結婚、妻の務めを果たすだけのはずが貧しい領地を大改革してしまい!? 一方、魔物が溢れ出し、綻びが生じ始めた祖国は次第に思い知らされる。あの名門公爵家、またの名を“陰の王家”、さらには大精霊に愛されているひとりの令嬢の力を失った大きさに…。
皇命婚と告げた運命の伴侶に恋情を贈る

総文字数/82,028

ファンタジー142ページ

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キラナ・フォーリ   二十二歳  セレスタ帝国皇宮治療院薬師 × アレン・トゥーイッラ 二十五歳  セレスタ帝国魔術騎士団団長 トゥーイッラ公爵家長子 銀髪に紫と琥珀の目、希有な治癒の力をもつ秘されたメリハ族の直系――それが私。 メリハ族の直系は生まれたときから〝運命の伴侶〟が決まっている。 私の紫の目は、まだ見ぬ伴侶の色。 出現した手首の痣は、運命の強制力であなたを縛りつける。 「――これは非公式な皇帝命令による政略結婚だ」 美しく冷たい紫の両目は私を明確に拒絶する。 「俺たちの間に恋情など個人的な感情は存在しない」 長い指は触れるのを拒否するように強く握りしめられたまま。 私がセレスタ帝国最重要保護対象の、メリハ族でなければ。 あなたが〝運命の伴侶〟でなければ。 あなたが想う人との未来を邪魔するつもりはなかった。 「……君は、俺が守る」 あなたに恋情は贈れない。 ――私にその資格はない。
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