「昇」の作品一覧・人気順

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わが心なぐさめかねつ

総文字数/20,030

歴史・時代25ページ

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大和物語をご存知ですか?平安時代前期の「姥捨て」を綴ったもの。この作品はそれを私流にアレンジしてみたものです…。 みなさんは講談を聞いたことがありますか?浪曲や落語とともに「語りもの」における日本の芸能を代表するものです。張り扇を打ち鳴らしながら「…さても五条の橋の上、牛若丸は跳び退いて…」などと名調子で語る講談は昔はとても人気があったのです。しかし戦後においては軍国主義を助長させたものなどとして敬遠され、また映画など他の娯楽に押されて、それこそいまは「姥捨て」のような塩梅となっている次第。しかし講談師や原作者の言霊と意がこもった講談は、その内容によっては深く胸にひびき、いつまでも心に残るものと、あいなるやも知れません。なくしてはならない日本の芸能に、お若い皆さん、ひとときでも親しんでみてください。
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青い空に朝日が昇れば
carin./著

総文字数/2,632

恋愛(純愛)10ページ

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レンズ越しに写る君はいつも輝いていた。 ユニフォームの背中に光る 背番号 。 2人で駆け抜けたあの夏を 渡瀬は覚えてる?? 2人で見た朝日を覚えてる?? 私は鮮明に覚えてる。 甲子園の空は青かった。 大きな歓声。 トランペットの音。 笑った渡瀬。 ほら 今日も 青い空に 朝日が 昇るよ。 青い空に朝日が昇れば 、 また新しい1日が始まる。 ____________________ スタート 2016.10.10~ ____________________
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私に愛を教えたのは…
昇歌/著

総文字数/1,963

ファンタジー5ページ

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あなたには、自分の命に替えても守りたい人はいますか その人を守るためにあなたは禁忌をおかせますか
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俺は恋人に昇格できますか?

総文字数/1,824

恋愛(純愛)2ページ

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高校に入学して数日後、高1の城戸 夏月(キド ナツキ)は、 学校で見かけた 同性である 先輩の 真宮 結依(マミヤ ユイ)に 不覚にも一目惚れをしてしまった。 〈注意〉 作者は堕作者です。良い小説なんて作れっこありません← 本作品は百合、GL小説です。 主人公は俺っ子です。 主人公にも真宮先輩にも、軽く(?)暗い過去があります。 主人公に至っては初めに過去についての説明をされます。 これらのことで不快に思う事がございましたら、バックをお願いします。
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君が為に日は昇る
黒たま/著

総文字数/111,437

ファンタジー211ページ

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少年は誰かの為に戦い━ 誰かの為に生き━ 誰かの為に絶望し━ 誰かの為に笑顔し━ 誰かの為に死んでいく━ これは、かつてこの国にいた『侍』達の 誰も知らない『侍』達の物語である。 ━━━━━━━━━━━作品紹介 時代劇系小説です。戦闘描写少なめ、地の文多めに書いています。 稚拙な文ですが是非お目通しあれ。 一応ジャンルは冒険に区分していますが恋愛要素も絡んでおります。 感想、批評その他あればよろしくお願い致します。
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これは前作「阿漕の浦奇談」の時代を超えた続きです。待賢門璋子が現代に生まれ変わってからのストーリーとなります。みなさんは転生輪廻をご存知ですか?同じ人間(魂)が何回も何回も名と身体を変えて生まれ死に生まれ死にすることを云うのです。では人はいったい何のために生まれ死にを繰り返すのでしょうか。おそらくそこには一回の人生ではカバーしきれない、その人なりの、時代を超えた命題があるからではないでしょうか。にもかかわらず一度死んで生まれ変わってしまうと、およそすべての人がその命題の「め」の字も忘れ果ててしまいます。それどころか前生とまったく同じような人生を、同じ過ちを何度でも仕出かしてしまうのかも知れません。この有り様と、しかしそこから少しでも脱しよう、進歩しようとする、時代を超えて人に内在されたもの(それは果してなんでしょうか?)を描きたくペンを起こしました。彼の西行法師の、今に残る和歌に啓発されて書き出したというのが、前作ともどもそもそもの所以でもあります。換言すれば六道輪廻からの脱出、真の出家の心とは?…が小説の命題となりましょうか。凡夫の私には過ぎた命題ですが、それゆえのカオスへ肉迫しようとする姿が、ひょっとしたらそこにあるやも知れません。笑いながらでもご教示がてらにお読みくだされば幸甚です。
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************ 異世界に転生した愛香(あいか)は、山奥でひっそりと過ごしていた。 だけどある日、お姫様を殺した罪を着せられてしまって!? 捕えられた、、、と思ったら王子様に好かれたっ!? ************ 野いちご小説では初めての小説です。 プリ小説やエブリスタでも執筆しています。 どうぞよろしくお願いします!
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神崎さんはそこにいた。

総文字数/12,536

恋愛(ラブコメ)4ページ

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完璧ガール神崎さん。彼女と一緒に居ると弱い僕も強くなれるんだ。 この物語は弱い弱い、何処にでもいるような人を元気付けたくて作ったラブコメメインのお話です。
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Memory with you〜陽はまた昇り繰り返して逝く〜

総文字数/20,442

恋愛(その他)66ページ

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人って死んだらどこへ逝くと思う? それでも僕は君を想う。 そして何度でも君を守りたい。 甘くて辛くて儚い物語。 ねぇ運命には逆らえないの・・・?
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ゼフィルス、結婚は嫌よ

総文字数/23,706

恋愛(その他)34ページ

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いま、時代は「女性」を呼んでいるようです。見栄っ張りで、最後には戦争という愚挙にまで至ってしまう男社会の専横を拒否しているかのよう。しかしそれは決して軟弱さを指示、指向しているのではなく、まったく逆の、真の強さである「権威と力に屈しない」という、抗いの精神をこそ求めているのだと見える。つながりを失しがちな男社会の中で潤滑油のようにそれを繋いで来た女性たち、しかしそれがゆえに盲目的に男社会に隷属し、その専横と愚挙さえも支えるような結果となっていた。その女性たちが持っている「調和する」という力は失うことなしに、しかしもしそこに「真の」という接頭語をつけようとするならば、そこにはやはり目覚めた、新しい女性たちの力がどうしても必要です。既存の慣習や仕来りに埋没しがちな社会で、どうかすればその最も保守層だった女性たちが目覚めるならば、社会は根本から変わって行くでしょう。その先陣をつけたかも知れない女性たち、就中ゼフィルスの化身たる鳥居惑香をここに描きました…。
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バー・アンバー 第二巻

総文字数/903

ミステリー・サスペンス2ページ

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渋谷宇田川町の一画、路地裏の通りに5坪ほどの小さなバーを偶然見つけたフリーライターの田村淳二。バー・アンバーと入口の扉の上にレタリング文字で記されただけの、何のデコレイトもされていない殺風景な店構え。正面にも側面にも窓ひとつない。廃店したバー?とも見える。『アンバー?イエローアンバーか。絵描きが肌色に使う一番自然な色だな。ふん、なんか面白いな…』などと心中でモノローグし、同時に『しかしこんな殺風景な店じゃあ、さぞや生活苦の滲んだ年増のママが待ち受けていることだろうさ。ふふ、ま、それもいいけどな…』とも独白するのだった。しかしそこへ開店のために表れた女はファッションセンスのある、存外に若い女で、のみならず摩訶不思議としか云いいようのない表情を浮かべた、実にイイ女である。開錠したドアを開けてふり向いた女はこのあと田村に〝魔法〟をかけ…アンバーな世界へと彼を誘うのだった。アンバーな世界とは自然?それとも原点…?以降お楽しみください。
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心拍数上昇中!!
一宮凪/著

総文字数/35,681

恋愛(オフィスラブ)39ページ

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恋愛になるとめちゃくちゃ不器用になる女子(24)×爽やか系超鈍感男子(28)の恋愛物語!
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人生詩集・青少年編

総文字数/10,881

詩・短歌・俳句・川柳23ページ

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 これは「人生詩集」と銘打った詩集です。少年・青年編、海外流浪編、壮年・老年編とセパレートしています。それぞれの編でまた内容紹介と云うか前文を置きますのでどうぞこのまま詩集へとお進みください。まずは少年・青春編からです。  見るもの、手に触れるもの、ものみななべて新鮮で、発見の連続という幼児にはとてもかないませんが、青春時における感受性というものにも、そこにはおのずから詩性というものがあるのだと思います。社会人としてなるべきものにまだなっていないがゆえに、その守備範囲も広い。逆に云えばまだ完成されていない未熟者なのですが、すでに各々の視点を完成させた我々が遠の昔に失った、未熟であるがゆえにこそ抱ける事象への直なる視点というものがそこにはまだあり、カオスに裸で立ち向かって行こうとする潔さがあります。成人して各々が業界人となりかつての青春時を思うなら、そこには甘酸っぱいような哀愁や切なさ、あるいは愛しさを感じるのはそこにその詩性を見ればこそのことだと思います。ですから、年に関係なく真の詩人というものは、またそのあるべき姿勢は、年輪とともに重ねた経験や知識に固まるのではなく、むしろそれをともなって感性を逆行すべきものと考えます。理想は幼児時期のそれまで。しかしまあ、とは云うものの、はたして疾風怒涛期だった青春時にさえ戻れるかどうか、詩の生命(いのち)で争えるかものかどうか、至って定かではありません。もしこの先もこの拙詩集をお読みいただけるならば、壮年・実年を経て老年に至ったわたしの詩群と見比べてみてください。
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陽は昇り、陽は沈む
Ayumi S./著

総文字数/2,448

ファンタジー3ページ

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作者が創作の道にあこがれ、初めて書ききったショートショートです。まだまだ慎重に手探りで書いてました。
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今、空に太陽は昇っていますか?

総文字数/80,290

恋愛(その他)317ページ

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〜切ない純愛物語〜 15才の君へ H.21.7.12開設 私に出来る事はただ一つ。 今の時代でもこんなにも強く思い合い、純粋に愛し合う二人が居た事を、一人でも多くの人の心に残す事。 貴方達の大きな愛。 そして、生きていた証を残したい。 そう思い、貴方達の事を海斗や春香にも協力してもらいながら書く事に決めました。 ずっと、ずっと貴方達の愛は生き続ける。 心配しないで。 貴方達の愛を、貴方の代わりに私達が永遠に覚えているよ。 けして忘れない。 今、空に太陽は昇っていますか? 美月 ☆読んでくださった方、本当にありがとうございます☆ ※完結しました 今後、追加や訂正を入れていきます。 今後とも宜しくお願いします!
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喜劇・魔切の渡し

総文字数/24,152

コメディ34ページ

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これは演劇の舞台用に書いたシナリオです。時は現代で場所はあの「矢切の渡し」で有名な葛飾・柴又となります。ヒロインは和子。チャキチャキの江戸っ子娘で、某商事会社のOLです。一方で和子はお米という名の年配の女性が起こした某新興宗教にかぶれていてその教団の熱心な信者でもあります。50年配の父・良夫と母・為子がおり和子はその一人娘です。教団の教え通りにまっすぐ生きようと常日頃から努力しているのですが、何しろ江戸っ子なものですから自分を云うのに「あちし」とか云い、どうかすると「べらんめえ」調子までもが出てしまいます。ところで、いきなりの設定で恐縮ですがこの正しいことに生一本な和子を何とか鬱屈させよう、悪の道に誘い込もうとする〝悪魔〟がなぜか登場致します。和子のような純な魂は悪魔にとっては非常に垂涎を誘われるようで、色々な仕掛けをしては何とか悪の道に誘おうと躍起になる分けです。ところが…です。この悪魔を常日頃から監視し、もし和子のような善なる、光指向の人間を悪魔がたぶらかそうとするならば、その事あるごとに〝天使〟が現れてこれを邪魔(邪天?)致します。天使、悪魔とも年齢は4、50ぐらいですがなぜか悪魔が都会風で、天使はかっぺ丸出しの田舎者という設定となります。あ、そうだ。申し遅れましたがこれは「喜劇」です。随所に笑いを誘うような趣向を凝らしており、お楽しみいただけると思いますが、しかし作者の指向としましては単なる喜劇に留まらず、現代社会における諸々の問題点とシビアなる諸相をそこに込めて、これを弾劾し、正してみようと、大それたことを考えてもいるのです。さあ、それでは「喜劇・魔切の渡し」をお楽しみください。
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人生詩集・番外編

総文字数/8,187

詩・短歌・俳句・川柳17ページ

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一言で云えば敢て自分を規制せず、気の赴くままに詠んだ詩編と云えましょう。本能や幼少期の感慨などに自分を投げ入れて、これを大人の言葉もて詠んだ…と云えばいいのかな。もとより詩は理知を多分に要する小説と比べれば本能や感情の吐露が求められるジャンルであり、それで云えばセオリー通りと云えるのかも知れません。まあ、とにかく肩が凝りません。気楽に読んでみてください。
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もう二度と昇らない太陽を探す向日葵

総文字数/80,009

恋愛(その他)125ページ

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. 2016年8月5日、高校2年生の夏。 私は 私の未来が記された本を見つけた。 ◇◆◇◆◇◆◇ 私を照らしてくれた太陽が もう、二度と昇らないとしても。 きっと、私は探し続ける。 この場所から貴方を見つめ、 変わることなく、愛し続ける。 ◇◆◇◆◇◆◇ 冬野はなび 様 素敵なレビューをありがとうございます。 .
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阿漕の浦奇談

総文字数/20,461

歴史・時代20ページ

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阿漕の浦とはめったにない、めったに起きないことの例えです。三重県津市にある海岸の名前です。その昔にはここら一帯が伊勢神宮に供える魚介類の漁場となっていて一般漁民には禁漁区でした。ところが阿漕という名の漁民がたびたび禁を侵して漁をしたため捕えられ、この海に沈められたそうです。以後の「あこぎな奴」とはこの事件に由来するとか。ところで中宮璋子と佐藤義清との密会の有無が歴史に取り沙汰されますが、仮にこれが事実であったとして、すればこれはまさに阿漕の浦の事次第となるわけです。それは身分の違いから云っても、(男なら許されるが)女から密会を仕組んだことからしても、本朝では許されざることとあいなるわけですね。しかし当時本当に「佐藤とは怪しからぬやつ」「女が浮気・密会するとは」と云って轟々と非難されたでしょうか?これより前の古代で、ある女性が詠んだ「誰そこの屋の戸おそぶる新嘗(にひなみ)にわが背を遣りて斎ふこの戸を」という歌が万葉集に残っています。意訳すれば「小屋の戸を叩くのはだれ?男子禁制の新嘗の祭祀を、亭主を外に追い出してわたしが務めているのに、いったい誰よ?ああ、わたしの浮気相手の男ね。待ってて、いま開けるから」となります。この歌の意味するところは当時男女関係が至っておおらかで、女の主導・男の主導云々もなかったように想像されるということです。古代が母系社会だったこともありますが、その伝統をいくらかでも引きずっていただろうこの璋子と義清の時代においても、「阿漕の浦云々」はそれほどに指弾の対象とはならなかったのかも知れません。「男主体、女は隷属」はこれ以降のことと思われます。すれば佐藤が‘あこぎ’なやつで璋子がふしだらであるとも云い切れない。白河上皇始め性の乱脈が宮中で激しかったことからしても尚更です。出家した佐藤、すなわち後の西行法師がその和歌で璋子を月と詠んでいます。そこには手の届かぬもの、高貴をきわめるものへの尊敬とあこがれが感じられる。でははたして二人における阿漕の浦へいたる、その各々の実態はどのようなものであったのか…それを思索したこの小説です。興味本位、欲望本位に取らなかったのはこれひとへに西行法師の残した和歌ゆえのことです。それは素晴らしいもので、そこに嘘はまったく感じられません。情愛から神仏への愛…をも模索した所以です。
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漸近線
片桐昇/著

総文字数/1

青春・友情1ページ

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一方に近付けば近付くほど、もう片方の線とは果てしなく遠ざかる。そして近付けど近付けど、一方の線に決して触れることは出来ない。 限りなく傍に在りながら、果てしなく遠い。両の直線と、その放物線は、永遠に交わることはない。 高校2年。あの頃。僕らは生きていた。もがくように。足掻くように。
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