お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
◇第四章 もう一度彼女になって
第四章 もう一度彼女になって
はる君は私を連れて専用エレベーターに乗り込むと、迷いなく高層階のボタンを押した。
行き先を見ただけで、私はどこへ向かうのか察してしまった。
やがて扉が開き、見覚えのある廊下を進む。
たどり着いたのは、ひと月前にも訪れた、グランツ・ハピネスでも限られた客しか足を踏み入れられないスイートルームだった。
「外で食事しながらする話でもないし、前もってここでインルームをディナーを予約していたんだ。みのりが先にここに来ていたのは予想外だったけどね」
『来るまで待っている』と言っていた彼のことが、頭の隅に引っかかっていたのは事実だ。けれど、結局会わずに帰ろうとしていたのだから、心の準備なんて何ひとつできていない。どうしていいのか分からないまま、ひと月前も訪れたその空間に、はる君のエスコートのもと足を踏み入れる。
はる君が当然のように私の上着とバックを受け取って、私をアールデコ調のインテリアに包まれたリビングに促した。
はる君は私を連れて専用エレベーターに乗り込むと、迷いなく高層階のボタンを押した。
行き先を見ただけで、私はどこへ向かうのか察してしまった。
やがて扉が開き、見覚えのある廊下を進む。
たどり着いたのは、ひと月前にも訪れた、グランツ・ハピネスでも限られた客しか足を踏み入れられないスイートルームだった。
「外で食事しながらする話でもないし、前もってここでインルームをディナーを予約していたんだ。みのりが先にここに来ていたのは予想外だったけどね」
『来るまで待っている』と言っていた彼のことが、頭の隅に引っかかっていたのは事実だ。けれど、結局会わずに帰ろうとしていたのだから、心の準備なんて何ひとつできていない。どうしていいのか分からないまま、ひと月前も訪れたその空間に、はる君のエスコートのもと足を踏み入れる。
はる君が当然のように私の上着とバックを受け取って、私をアールデコ調のインテリアに包まれたリビングに促した。