月刊注目作家 2013年12月 鳴瀬菜々子

月刊注目作家 今、注目の作家を毎月1名ご紹介★

2013年12月 鳴瀬菜々子さん

注目理由

『華麗なる偽装結婚』が好評発売中の鳴瀬菜々子さん。ベリカフェでの王道オフィスラブと言えば、この人!というくらい、これまで数多くの作品がランクイン♪人気の定着したジャンルを独特の切甘風味で書き上げてきた、舞台裏に注目しました。

インタビュー

――作品を書きはじめたきっかけを教えてください。
もともと本が好きで、小学生の頃から常に手元にはジャンルを問わず何か読み物を置いているタイプだったんです。自分で書いたことはなかったのですが、たまたまサイトに行き着いて興味本位で書き始めました。読者の方の反応が直に伝わってくるのが面白くて、気付いたときには作品を三つくらい書き上げていました。レビューをいただけたりすると、おお〜!と一人で盛り上がっていました。作者と読者の方の距離が近いので、それが楽しいですね。今のところBerry’s Cafeでしか作品は発表していません。ズボラな性格なのでかけ持ちはできないですね。Berry’s Cafeの使い勝手が非常に良くて、自分に向いていると思います。これからもこちらでたくさん書いていけたらいいなと思っています。
――書籍化にあたっての編集作業について感想を聞かせてください。
いつも私はお話のイメージが湧いた瞬間に、設定を何も考えないまま、いきなり文字を打ち込んでいます。書きながらお話の展開を考えていくことが多いので、背景や描写の荒さが出てしまいます。なのでサイトでは書き上げてから修正をするのですが、今回の改稿では編集様の鋭いツッコミに思わず自分でも「だよね!」と言っていました。(笑)言われてみればなんでいきなりそうなった!?的な。自分の表現力の足りなさに気付けました。とてもよい経験でしたし、楽しかったです。自分で章を増やしているのに、「あ、そういうことだったのね」と自分で驚いている。作者と読者を交互に繰り返しながら書き上げる、一度で二度おいしい時間でした。
――作品に対してこめているメッセージやこだわりはありますか?
特にこれといったメッセージなどはありませんが、強いて言えばハッピーエンドで終わるものしか書きません。どれだけ暗い始まりでも最後は幸せに終わる。読んでいただいたあとにはやはり幸せな気分になっていただきたいですから。これからもそうだと思います。
――執筆活動をはじめてから苦労したことや印象に残っていることは?
大変だと思ったことはありません。好きでしているので。ですが時々指が痛いことが少し困りますかね。実は私はガラケー派で、作品は全てガラケーで打ち込んでいるのです。作品を打ち込む以外の修正作業や読み返しなんかはパソコンで行っていますが。なぜかガラケーじゃないと気分が乗らないんです。犬の散歩をしたり、買い物をしたりしながらも片手はカチカチ。傍目にはかなり怪しいかも…。ですので、右手親指が時々痙攣します。うーん、何か対策を考えないと。でも打つのはめちゃくちゃ早いんですよ。指を見ないで出来ちゃう。特技の一つと言えます。と言ってもこれ以外では全く役には立たないんですけれどね。(笑)
――ご自身の経験や周りの方をモデルにして小説を書くことはありますか?
小説では全てが架空の人物です。小説に出てくるような人が近くにいたことも、見かけたことすらありません。御曹司や美男子なんて、この世に本当にいるんですか?って言いたくなるほど。そんな小説のヒーロー達は私の空想の中のものばかりなのでキャラが被りがちなのが困りますね。設定や職業を変えて、イメージが重ならないようにしたり、台詞や考え方に変化をつけたりしながら工夫しています。なかでも特に自分の理想に走ってしまったのは、「夢恋」の遼君と「エリート医師」の千尋君です。ほら、キャラが似ているでしょう?優しくて、全てを包みこんでくれるような男性。あ、「超絶美男子」「一流エリート」という部分以外では、エッセイに出てくる直哉もそうかもしれません。一応彼も理想の男性なんですかね?ちなみに直哉は夫です。詳しくはエッセイを読んでみてください。
――プライベートではどのようなことに興味がありますか?
今は特にこれといった趣味はないです。四人の息子の世話に追われているうちに一日が終わってしまう。長男が来年中学三年になるので毎日家庭教師をしています。成績が伸びると嬉しくて自分のことのように喜んでいますね。あとは年少の四男の遊びに付き合ったり。アンパンマンごっことか。私が毎回アンパンチでやられる役なので不満ですが。(笑)子供たちが成長したら、夫婦で旅行などには行ってみたいですね〜。当分先の話ですが…。
――これから挑戦したいことや今後の活動について聞かせてください。
これまでよりも最近は書くペースが遅くなってきているので早く進めたいとは思っているのですが、なかなか忙しくて思うようにはいっていません。以前のように月に一作品ペースにまず戻したいと思っています。お待ちいただいている方には本当に申し訳なく思っています。オフィスラブを中心にこれまで発表してきましたが、違った設定のものにも挑戦してみたいと思っています。例えば大人な彼と女子高生だとか、夫婦のラブコメだとか。これまでもオフィスラブにこだわっていたわけではないのですが、個人的にその状況にときめいてしまうんです。私の会社にも胸キュン上司が異動して来ないかな、と本気で思ったりなんかして。現実は小説のようにはいかないですけれどね…。

鳴瀬菜々子さんからのメッセージ

初めまして、こんにちは。鳴瀬菜々子です。この度は、趣味で書き綴っていた作品が書籍化となり書いた本人が一番驚いています。頭の中の夢物語と共に、夢の世界へと旅立った心境です。応援してくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも切なさやときめきの溢れる作品を作れるよう頑張ります。よろしくお願い致します。

編集部ピックアップ作品

代表作

  • 夢恋 〜揺れて溢れて君への想い〜
    社内一の人気を誇るエリート社員、遼。彼が一目惚れをした相手は同じ社内にいながら名前も知らなかった、愛。彼女には恋人がいると聞いていたのに遼は衝動的にキスをしてしまう。そこから急激に二人の関係は深まっていくが、遼の持つ魅力に愛は自信を無くしていく。私が彼のそばにいてもいいの…?そんな愛に対して遼は…。
  • エリート医師の胸に抱かれて・1《先生、私だけを見て…》
    優秀な医師である千尋と、新米看護師の瑠花は、深夜のバーで偶然出会う。千尋が自分の勤める部署の医局長だと知り戸惑う瑠花。だが芽生えてしまった恋心には逆らえなくて…。病院を舞台に激しく愛に溺れていく二人を待つ未来とは?身を引こうとする瑠花に、千尋のとった行動とは…。
  • 俺様婚約者〜お見合いからの始まり〜
    社長令嬢の百合子は無理矢理連れて来られたお見合いで、御曹司の悠斗と出会う。偉そうで俺様な悠斗に嫌悪感を覚える百合子。そんな百合子に悠斗は「君と結婚する」と宣言。家業のために断れなくなり、話はどんどん進んでいく。だが悠斗の俺様なペースに巻き込まれているうちに百合子の気持ちにも変化が現れ…。

月刊注目作家とは?

Berry's Cafe編集部で毎月1名、今注目している作家さんを紹介するコーナーです。
執筆活動状況や得意ジャンル、おすすめの作品などを掲載しながら、ふだん、なかなか知ることの出来ない作家さんの魅力を、みなさんにお伝えしていきます♪

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