月刊注目作家 2014年7月 冬野 椿

月刊注目作家 今、注目の作家を毎月1名ご紹介★

2014年7月 冬野 椿さん

注目理由

編集部オススメ掲載後、勢いよく総合ランキング1位を獲得☆
学園ラブからオフィスラブ、さらにはファンタジーまで、さまざまなジャンルの作品を書かれている冬野 椿さんに注目してみました!

インタビュー

――『史上最悪な、常務と!』が総合ランキング1位を獲得しましたが、まだ読んでいない方にむけてぜひ宣伝を…!
この作品は、“ボスと部下の恋愛“という王道ものを書いてみたくて始めた小説です。それまでにもオフィス系の作品は書いていましたが、どちらかと言えば同僚が相手でしたので。登場人物はそれぞれ話の展開に必要な役割を持たせることを意識しました。そのせいか、構想していたストーリーとは違ってすすんだり、まとまりがつかなかったり大変でしたが、書いていても楽しかった作品です。一ケ所でもくすっと笑っていただけたら嬉しいです。
――さまざまなジャンルの作品を投稿していらっしゃいますが、作品のテーマ選びから完結するまでの流れを教えてください。
とりあえず書きたいジャンルは最初に決めます。でも同時にテーマを決めることはほとんどないです。思いついたどうしても書きたい場面や、登場人物に言わせたいセリフがあったとして、そこに辿り着くまでの場面を何パターンか用意し、パズルのように当てはめていくように話をつくります。なので、あとからテーマがついてくるということが多いです。結構、自分で「おぉ、この話はそういうことだったのか」と思うこともよくあります。
――物語の舞台や設定・背景など、なにか参考にされたりしていますか?
数年前から小説を投稿させてもらっているのですが、最初の頃、話がぼんやりしていて途中で破棄することが多く、それなら知っている街を題材にすれば話が進むかも?というところから京都を題材にするようになりました。京都は学生の頃に過ごしていた思い入れのある大好きな街です。今でもよく行くことがありますが、当時と変わらない場所に自分が立ったとしても、今と想いや考えは確実に変わっています。あの頃の感覚というものは過去のものなんですね。戻れないと改めて気づく時、少し寂しくなりますが…。でもそんな感覚を大切にしながら、それもまた小説をつくっていく糧になればと思っています。
――Berry's Cafeがオープンする前から、野いちごで作品を投稿していただいておりますが、小説を投稿しようと思ったきっかけを教えてください。
以前より読書が好きで、空想が好きで…。これでもう小説を投稿する条件が揃ったようなものですよね。初めて携帯小説としていくつかの作品を読んだ時、登場人物がとても身近に感じることが多く、すごく感情移入できて楽しむことができました。それからハマっていろんな作品を読んで、そしてそのうち自分でもなにか作品をつくってみたいなぁと思うようになりました。
――趣味やプライベートについて聞かせてください。
時間の使い方が下手なくせに好奇心だけは旺盛で、今現在もいろんなことに追われていますが、やる以上は中途半端にだけはならないようにどんなに時間がかかってもやり通したいと考えています。あと私はテレビよりもラジオが好きで家にいるときはずっとラジオが流れています。ラジオの流れる中、飼っている猫と遊ぶことが至福の時間です。その時間はぼんやりと過ごしているはずなのに、なぜか小説の書きたい場面が浮かぶことが多いです。
――読者としてはどんな小説が好きですか?
男子目線の話が好きです。男子が主人公だったら最高ですが、なかなか見つけるのが大変で…。女子が主人公のものでも途中で視点が変わって男子目線になったりするのもありますが、最初から最後まで男子っていうのが好きです!あと、私自身がそうだからかもしれませんが舞台が地方都市の話も大好きです。これもまたなかなか見つけるのが大変です…。
――これからどんな風に活動されたいと思っていますか?
これからも読んでいただいた方が、ほっこり温かい気持ちになってもらえるような話をつくっていきたいです。あと難しそうですが、激しい恋愛ものなんかにも挑戦してみたいなぁと思っています。今は未完が2本ありますのでその完結と今構想中のもの、それら優先でいきたいです。

冬野 椿さんからのメッセージ

はじめまして。冬野 椿です。 このコーナーへのお話をいただいてから、いまだにドキドキしています。こうして小説を書いていることは内緒にしていたのですが、これを機会にカミングアウトしてみようかと考え中です。これからも細く長く執筆活動を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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