月刊注目作家 2016年2月 夢野美紗

月刊注目作家 今、注目の作家を毎月1名ご紹介★

2016年2月 夢野美紗さん

注目理由

ストーリー展開やキャラクターの心情に程よいリアルさを盛り込んで、読者から共感される小説を書く夢野美紗さん。そんな彼女の小説は、主人公の成長感とドキドキする恋の様子が絶妙!どのようにして作品が生み出されるのでしょうか?秘密に迫ってみました。

インタビュー

――現在、発売している『俺様編集者に翻弄されています!』のオススメポイントを教えてください。
読みどころのポイントとしては、才能があってもイマイチ自信に欠ける主人公の悠里が、氷室との出会いを通じて、女性として作家としてどんどん成長して輝いていく過程でしょうか。私は主人公が成長していく展開が好きなので、今回の作品でも成長感を大事にしています。そこに読者の方が少しでも共感していただける部分があるといいなぁと思います。また、書籍のほうでは、その後の2人がどうなったのか?という加筆もありますので、ほっこりした気分になってもらえたら幸いです。
――小説の執筆をはじめたのはいつ頃ですか?またそのキッカケは?
もともと頭に浮かんだストーリーを文章にすることが好きで、小学生の時から高校くらいまで、友人と物語を書いて、お互いにある程度書いたら見せ合っていました。それからは、個人で誰に見せるというわけでもなく、時間のある時に執筆を続けていました。社会人になって数年、海外に住んでいた時は、時間がなかったこともあって思うように小説を書くことができませんでしたが、帰国してから初めてオリジナルの小説をWeb上にアップできるサイトがあるということを知り、創作物を自由に公開できる魅力に惹かれ、もう一度自分も小説を書きたいなぁと思いました。そして他にどんな小説サイトがあるのか検索して、Berry's Cafeに出会ったのです。自分の妄想が恋愛小説として投稿できるなんてステキ!と思い、今ではこちらでお世話になっています。小説サイトでは同じような執筆仲間の存在を感じることができるのでとても励みになります。
――自身の経験や周りの方をモデルにして小説を書くことはありますか?
前回、書籍にしていただいた『恋のレシピの作り方』は、私がレストランの厨房で仕事をしていた時の経験を盛り込みました。残念ながらイケメンシェフはいませんでしたが、よりリアルに表現できたのではないかと思います。職業ものの作品の場合、ネットを利用して調べることもあります。そこでストーリーが展開していけるかを考えてから、小説を書き始めます。
――ゲームシナリオのお仕事もされているそうですが、恋愛小説を書く時とゲームシナリオを書く時に気をつけていることを教えてください。
小説とシナリオは似て非なるもので、小説を書いてからシナリオを書こうとすると、切り替えがうまくできずに混乱することがあります。スマホやコンシューマーのノベルゲームをプレイされたことのある方はなんとなくご存知かもしれませんが、ゲームシナリオはユーザーが感情移入できるように、常に主観的なト書きとセリフで進んでいくのに対して、小説は地の文とセリフで情景や心理描写を読み手に伝わるように表現します。このように大きな違いがあるふたつですが、それぞれの特徴を意識して文章を書くように気をつけています。
――妄想好きと聞きましたが、どんな時に妄想していますか?そして、それがどのように作品に活かされていますか?
あらゆるシチュエーションで妄想しています!というとアブナイ人みたいですが…。作品に反映できるかは別として、とりあえずイケメンを見たら都合のいいように妄想してしまいます。あとはコンテストに投稿したものが大賞受賞!とか、ファンレターが山のように届くとか…。妄想のデメリットは、我にかえった時の虚しさですかね…(笑)。妄想の中でも現実に起こりそうなことは作品に活かしていこうかと思っています。
――プライベートではどのようなことに興味がありますか?
ゲームをしたり、本を読んだり、愛犬のトイプードルと遊んだり、主人と買い物に出かけたり…と色々です。最近は原付バイクを乗り回して行動範囲を拡大中です。特技は水泳で、小さい頃からスイミング教室に通っていて、大学を卒業してから水泳のインストラクターとしてスイミングスクールに就職しました。ダイビングの免許も取得。ここ何年かは潜りに行っていませんが、免許はレスキューダイバーまで持っています。ディープブルーの海に潜って、カラフルな魚たちに囲まれながら、また潜りに行けたらいいなぁと思っています。
――今後の活動について目標や予定などお聞かせください!
今までは、主人公がいない場面で他キャラの行動が表現できるという点で、三人称にこだわって書いていました。しかし、『無慈悲なアナタに恋する件』という作品では一人称に挑戦しました。次回の新作も一人称で書こうと思っています。このように書き方のスタイルの幅を広げ、読んでくださる方にドキドキ、キュンキュンしてもらえるようなハッピーな恋愛小説をお届けしたいと思っています。

夢野美紗さんからのメッセージ

こんにちは。初めましての方もお久しぶりの方も、夢野美紗です!このような場でご紹介いただき、恐縮しつつ大変嬉しく思っております。マイペースではありますが、これからもたくさんの人にドキドキしてもらえるようなお話が書けるように頑張りたいと思っておりますので、よろしくお願いします!

編集部ピックアップ作品

  • ベリーズ文庫2月刊

    俺様編集者に翻弄されています!
    恋愛ウブな私がオトナな彼に恋も仕事もリードされて!?
    恋愛小説家でありながら、恋とは縁遠い日々を送っている悠里。ある日、出版社から突然、担当編集者が変わると告げられ…現れたのは、ニューヨーク帰りのイケメン敏腕編集者、氷室だった。喜ぶ悠里だったけど、彼は超ドS!冷たくしてきたと思ったら、優しいアドバイスをくれたり、突然キスしてきたり…!!ギャップだらけの"アメとムチ"に、ウブな悠里の胸はずっと高鳴りっぱなしで…。

    >>特設ページはコチラ

代表作

  • 恋のレシピの作り方
    恋もおしゃれも犠牲にして、やっと手に入れた夢の職場――憧れのフレンチレストラン『アルページュ』に転職したシェフの奈央は28歳。そこに上司として現れたのは、キザで俺様な一条という男。仕事には誰よりも厳しい一条に奈央は戸惑うが、実は彼こそがフレンチ界の若き超人気カリスマシェフだった!厨房という名の戦場で厳しくしごかれつつも、奈央は一条が時折見せる優しさに惹かれていって…。
  • 無慈悲なアナタに恋する件
    大手企業の電機メーカー、桐生電機の開発企画部のデザイナーとして働く杉野愛理は、密かに憧れていた社内でイケメンNO.1の上司の裏切りを知り転職を決意するがある日であった紳士、八神と意気投合する。転職先で待っていたのは偶然にも意気投合したはずの八神だったが実はとんでもない鬼社長で――。
  • とろける恋のヴィブラート
    青山奏は、大手音楽事務所のマネージメント部で平凡なOL生活を送っていた。優しくてイケメン上司の恋人もいて、誰もが羨む充実した日々を過ごしていたが、天才ヴァイオリニストと謳われる御堂と再会。しかし、御堂は奏にとって元凶とも言えるいわくつきの男だった。

月刊注目作家とは?

Berry's Cafe編集部で毎月1名、今注目している作家さんを紹介するコーナーです。
執筆活動状況や得意ジャンル、おすすめの作品などを掲載しながら、ふだん、なかなか知ることの出来ない作家さんの魅力を、みなさんにお伝えしていきます♪

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