カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
体位を変えて、二人で欲望を貪り尽くして乱れたシーツの上に横たわる。


「冷血な部長もいいけど、ベットの上の熱い部長も素敵…」


「オフィスで淡々と仕事をこなす小柳もいいけど、俺の腕の中で乱れる小柳も最高だ」


彼女に好意を抱いてるからこそ…最上の快楽を感じたんだと思う。


でも、それは禁句なのだ。


肉食系の彼女の求めるのは欲望を満たしてくれるだけの男。


―――――セックスフレンドなのだ。



唯の独り言だったのに。


その独り言が彼女と俺の仲を繋げてしまった。


「ベットの上では部長ではなく悠来でいいよ。千束」


「悠来…」


「カラダだけの関係も悪くないかもしれない・・・」


「悠来と私のカラダの相性バッチリね・・・」


俺はお名残惜しく、彼女の胸の谷間に唇を寄せる。

カラダに再び、欲望の息吹を感じた。



千束が俺のモノになるのなら、セフレも悪くない・・・


彼女に対する好意を心の深層部に封じた。









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