君がいるだけで
結局先輩から連絡が来たのはお昼近くになってからだった


「ごめん!起きられなかった!・・・・まだ二日酔いで頭痛いし!」

「やっぱり!来ないから・・・そうだと思ってました〜!
大丈夫ですか〜?」

「うん。もしかして走って来た!?」

「はいっ!頑張りました〜!」

「凄いね!」

「この間走ったコース行ってきました!5キロぐらいですよね〜!?
でも少し歩いちゃいました!」

「ホント!?でもすごいね!頑張ったね!
高橋から連絡あった!?」

「はい!今日はなしですね〜!?」


『と・・・・次の言葉を・・・・ついつい期待してしまう!

ってどこか食べに行く!?って言われたらどうするの!?

そんなのダメだよ!さっき自分に言い聞かせたばっかりじゃない!』



と頭の中でいろんな思いがぐるぐるしてると・・・


「じゃ!まだ頭痛いから寝るね!」


「////////////!」






『がっかりした!?ホッとしてる!?
いやいやいや!そんな関係じゃないんだし・・・これでいいの!
誘われたって困るだけだよ!

隆司を裏切るようなことしちゃいけないよ!』
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