大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
「うっ…?」
きょとんと目を丸くする美桜。
「ふ~ん。でも、美桜ちゃんだって
家族が増えた方が嬉しいとちゃう?」
すみれは、ニヤニヤと笑いながら言ってくる。
「そ、そうかしら」
「美桜ちゃん。
新しいパパとか欲しくない?」
ちょっと、すみれ
何変な事を聞いているのよ!?
「……。」
美桜は、黙ったままだった。
「…美桜ちゃん?」
「……さぁっ?」
ニコッと笑顔で返してきた。
えっ!?
「…何や。その微妙な反応は?
美桜ちゃん、おじちゃん好き?」
「美桜。おじちゃん好きよ」
ニコニコしながら応えた。
「じゃあ、本物のパパは?」
「……さぁっ?」
またしても微妙な返事が返ってくる。
しかも笑顔で
「…何や。その大人のような微妙な返し方は?
意味が分かってへんの?」
すみれは、驚いたように言う。