優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
それにね、もう2月だよ?


まだ大雅には言ってないけど、進路はとっくに決まってる。




あたしは大雅がいたリビングを通り過ぎ自分の部屋へに入った。





「きゃあっ」




制服から部屋着へと着替えてると、大雅が見てる事に気がついた。



いつの間に?


ドアの開く音なんて聞こえなかったけど。





「いい絵図等」


「見ないでよ」







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