子宮にピストル
そのあまりの体重の落ち様、体の状態に


「入院しますか?」


と、医者は言う。私は首を縦には振らなかった。


「ストレスだと思うんで…」


笑えていたかどうかは分からない。

勿論、自分の中では精一杯笑って答えたつもりだけれど。でも、こんな私の微妙な反応に、医者は小さく溜息を吐いた。

少しだけ寂しくなる。

仕方の無い事だけど、実際問題私がどうなろうが医者には関係無い。


死のうが
生きようが
全く関係ない


点滴を打たれながら、こんな事をぼんやりと考えていた気がする。もう、記憶すらも曖昧――
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