恋桜満開CHU!


自分で驚くほど大きな声で叫んでいた


とっさに下を向く


「ありがとう…そう言ってもらえただけで救われるよ、俺」


ぎゅっと優しく抱き締められた


「来年はかっこいい姿見せるから!」


「うん、待ってるね」


廊下には私と海斗、 二人の影だけが黒く映っていた


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