アイリス~不良学園のボス~
「早いな」
「はい!ホームルーム終わってダッシュしちゃいました」
「そうか」
先輩と並んで歩きだした。
私は先輩のズボンのポケットに視線を送った。
だって、そこには先輩の手が入っている。
手を繋ぎたい。
いつもバイト帰りに送ってもらう時はバイクがあるから手を繋げないけど、今日はバイクがない。
だからかなりチャンスなんだけどな。
でも、先輩になんて言っていいのかわからない。
「はい!ホームルーム終わってダッシュしちゃいました」
「そうか」
先輩と並んで歩きだした。
私は先輩のズボンのポケットに視線を送った。
だって、そこには先輩の手が入っている。
手を繋ぎたい。
いつもバイト帰りに送ってもらう時はバイクがあるから手を繋げないけど、今日はバイクがない。
だからかなりチャンスなんだけどな。
でも、先輩になんて言っていいのかわからない。