スイートルームの許婚
*母の豹変~由可奈side~
愛斗って、アイドルとテレビ映っても、見劣りしないイケメンだった。



トーガが入院しちゃうなんて・・・

心配だなぁー。



私はデスクに向い、パソコンで小説を執筆。



リアルが充実して来るとやっぱり…執筆が進まないーーー・・・



「!?」


ほとんど、開けっ放しのスイートの扉。



朝から招かざる客人が入っていた。



-------私の母親



朝からワイドショーで愛斗の顔を見て、ご機嫌がいいのに。


また、険悪なオーラが…!?



「お母…!?」


母親は何も言わず、涙の潤ませた二つの瞳で見つめ、椅子に座る私を抱き締める。








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