至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
-23-
それから数週間が経ち……。
SPIRALからは、相変わらずなんの音沙汰もなく。
周りはどうかわからないけど、あたしの危機感はほとんど薄れていた。
今日は土曜日。
昨夜は暴走があって、この家はもぬけの殻で静かだった。
あたしも誘われたけど、今回は遠慮した。
なんだか、少し頭が痛くて……。
大丈夫って言ったのに、テルさんがこの家の見張りとして残ってくれた。
凌牙は、あたしの為にテルさんを使ったりする。
そんなの申し訳なくてやめてほしいのに
『俺の女なんだから一緒だろ』
サラリと言う凌牙は、あたしの気持ちなんて全然分かってない。
いくら凌牙の側近でも、あたしの面倒まで見てもらうなんて、あたしが居心地が悪いのに。
……若菜のこともあるし、テルさんに対して複雑な思いが生まれてる今は、尚更……。
SPIRALからは、相変わらずなんの音沙汰もなく。
周りはどうかわからないけど、あたしの危機感はほとんど薄れていた。
今日は土曜日。
昨夜は暴走があって、この家はもぬけの殻で静かだった。
あたしも誘われたけど、今回は遠慮した。
なんだか、少し頭が痛くて……。
大丈夫って言ったのに、テルさんがこの家の見張りとして残ってくれた。
凌牙は、あたしの為にテルさんを使ったりする。
そんなの申し訳なくてやめてほしいのに
『俺の女なんだから一緒だろ』
サラリと言う凌牙は、あたしの気持ちなんて全然分かってない。
いくら凌牙の側近でも、あたしの面倒まで見てもらうなんて、あたしが居心地が悪いのに。
……若菜のこともあるし、テルさんに対して複雑な思いが生まれてる今は、尚更……。