ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~

ドキドキな一日



「遅くなってごめんね。やっと帰国しました。大沢優雅です。」


・・・呆れるくらいに爽やかな顔で、彼は自意識過剰な自己紹介をした。


そんな姿に目をハートにしているうちのクラスの女子。

もちろん、いつもはクールは親友亜沙子まで。



私は少し冷めた目で、プリンス優雅を睨むように見つめた。




外見的には120点。


こんな高校にいていいの?って思うくらい完璧で、

他の男子がじゃがいもに見えてしまうようだ。




「俺の席ですけど、身長高いんで一番後ろでいいですか?先生!」


優雅の爽やかさに負けたのか、先生もただただ頷くばかり。



・・・一番後ろ?


嫌な予感がした。



< 14 / 466 >

この作品をシェア

pagetop