キミのイタズラに涙する。

ウソ




その日から期間も分からない入院生活が始まった。


医者の説明によると、


抗がん剤という薬で体の中にある白血病の細胞を殺すらしい。

しかし、その薬はすぐに出されなかった。


「まずは体の体調を整えてから、その後で飲んでもらいます」


どうやらこの薬は強いもので

体調が万全ではない時に使うのはよくないらしい。


自分の病気も曖昧な中、俺はぼーっとしながら

ただ3人のことを考えていた。


学校……行きてぇな。


余命を宣告されたわけではない。

しかし、死なないと言われたわけでもない俺は








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