俺様専属メイド!?
楽しませてくれよ。
―翔side―
学校に向かっている車の中。
隣にいるやつを視線を動かして見る。
岡田杏。
最近俺の専属メイドになった。
こいつの存在は、高校入学当初から有名だったから知っている。
秀才で運動もでき、おまけに美人なのに気取っていなくてサバサバした性格。
だから、男女問わず人気でまさに学園中のアイドルだとか。
確かに、テストは常に俺の次につけていて、顔も目鼻立ちがしっかりしていて整っている。
でも、だからと言って興味は特になかった。