『俺はずっと、原さんのことが好きだったよ』



あの日、お互い気持ちを伝え合うことができた私と青井くん。

気持ちを言葉に表して、相手の気持ちを知って、恋人同士となりました。





「…というわけで、付き合うことになりました」



それから土日が明けた、月曜日。

ひと気のない朝の資料室で、報告をする私と青井くんに、雛ちゃんと亮さんの二人は少し驚いた顔でお互い顔を見合わせた。かと思えば、雛ちゃんは私へがばっと飛びついた。



「っ…キャー!!よかったぁ!よかったね美紅、おめでとー!!」

「わっ、雛ちゃん苦し…」

「よかったぁ、本当によかったぁー!」



苦しいくらいに強い力で抱きしめる、雛ちゃんの細い腕。けれどその力強さも私を思ってくれてのことだと思うと、嬉しくなる。