2006年11月2日。

昨日病院に行った時は、先生は大丈夫だよって
言ってくれたけど、朝からどうもお腹が痛い。
普通の腹痛じゃなくて、へその下らへんがどうも痛い。

「どうしても痛かったら母さんか愛のお母さん
に病院に連れて行ってもらえよ。
ごめんな、仕事だからそばにいてやれないけど。
何かあったらすぐ連絡ちょーだいね」

「うん、わかった。いってらっしゃい」

ママに訳を話して家事を休ませてもらう。
ママは午前中だけパートに行ってしまうから

「愛ちゃん、なんかあったらすぐ連絡してね。
それか、愛ちゃんのお母様呼んで病院にすぐ行くのよ」

ママも一人になってしまったあたしは部屋で手芸をしていた。
結構手先が器用なんだよ。

今日は、フェルトとビーズを使ってショートケーキを作った。

急にあまりの腹痛にお腹をかかえる。
なにか生理のように出た感じがしてトイレへ行く。
少しだけど出血していた。
血の気がひいていくのがわかった。

急いでお母さんに連絡する。
すぐ来てくれるようだ。
槙ちゃんにもメールを入れておく。
ママに置手紙をしておく。

動く度に痛みが増すお腹。 

どうしちゃったんだろう。
また死んでしまったのだろうか...
嫌な想像ばかり頭をよぎる。

お母さんがきてくれた。

「大丈夫?出血多かったんか?」

「そんなに多くはないけど、お腹が痛くて痛くて」

病院に着く。
急いで診察がされる。

先生の話では、心配ないとの事。
痛いときはあまり動かずに安静にしているようにとの事。

とりあえず、生きててくれて安心した。

帰りにお母さんとコーヒー飲んでいろいろ話をして帰ったら、
もう槙ちゃんもママもパパもいた。

とりあえず大丈夫だった事を伝えるとみんなホットしたようで、
重苦しかった空気が一気に変わった。

「しばらく安静にしてゆっくりしなよ」
槙ちゃんはまだ安心できないようだ。

「わかったよ。ねぇ、これ見て。今日ね作ったの」
あたしは今日作ったケーキを見せる。

「愛は器用だねぇ。俺にはできないな」

「やってみてないからだからだよー。
槙ちゃんも手先器用だから、できるかもよ?」

今日は早めにお風呂に入ってベッドでごろごろする事にした。

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