見つめられない
よん
「うーん…」

昨日飲んだせいで若干頭いたい…。

結局次の日のことを考えて、
そこそこでお開きにした。

そして、同じ時間の電車に乗ろうとしてる。

どうしよう。

何両目に乗ろう。

考えてたらきりがない。

大丈夫。大丈夫。

自分に言い聞かせて覚悟を決めたとき。

「おはよう」

ぽんと肩を叩かれた。

「ひっ…!」

だだだ誰?!

緊張しまくりのあたしは確実に慌ててた。

振りかえるまで青木さんだって気づかないくらい慌ててた。

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