考えごとをしながらの内職は捗らない。


お風呂が沸いたことを知らせる自動音声がしたと同時に、チャイムが鳴った。


心臓がドクン、と嫌な音を立てる。


まさか…。



嫌な予感を押し殺しつつ、モニターを確認するために立ち上がると、ピンポンと再びチャイムが鳴る。


大先生は一人暮らしなら多少高くてもモニターがついているところがいいと勧めてくれた。

そしてもしものときはドアを開けず、すぐ自分に連絡をするように、法律で対応できることは自分がやるからと言ってくれた。


恐る恐るモニターを見ると、そこにはブスッとした表情の巧先生が立っていた。

どうしてここを?

パニックになりながらボタンを押す。


「巧先生、どうしたんですか?」

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