3日が経った。

ハウスキーパーとして働いてくれと言われたものの、巧先生はそれ以上のことは何も言ってこない。
あんなに具体的に言っていたのに…からかわれたのだろうか?


大先生は時々、巧先生と私の様子を窺うようにチラチラ心配そうに見ていた。

巧先生が私のことを好きだなんてあり得ないし、誤解なんだけどな…。



「ツム~、コーヒー淹れて」


「あっ、俺もお願い」


巧先生はいつも濃い目のブラック。よくあんなに苦いもの飲めるなぁ…。私は未だコーヒーが飲めなくて、飲むとしたら激甘のカフェオレくらい。


「大先生はどうしますか?」


「えっ?ああ…それじゃあアイスコーヒー」


大先生はコホンと咳払いをする。
もう…巧先生のせいでどこか気まずい空気が抜けない。

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