しばらく歩いて、あのビルの前にいた新崎さんと明美さんと合流する事が出来た俺達は、近くの公園でこれからどうするか話し合っていた。


「僕はもう少し防衛で力を付けた方が良いと思うんだ。前回はまさかあんなに戦力が集中してるとは思わなかったけど、上手くやれば死なないはずさ」


新崎さんが言うには、いつもならあの位置は、東軍の人達が攻め入って来る人数は半分くらい。


あんなに多いのは想定外だったと言った。


「確かに自分の陣地で戦った方が楽だけど、侵攻もさせてみた方が良いと思う。どっちが自分に向いてるか考えないとさ。真治君はアタッカーみたいだし」


そう言えば、アプリを開始する前にそんな選択をしたような気がする。


結局、戦うのは自分だし、あの選択には何の意味もないと思っていたけど……何かあるのかな。


「あの……アタッカーとか、何か意味があるの?」


ベンチに腰を下ろしている明美さんが、小さく手を上げて尋ねた。


俺が抱いている疑問は、明美さんも抱いているって事だ。


「ああ、知らないのか。明美さんは……フリーファイターだね。三つのスタイルにはそれぞれ特徴があってね、どのスタイルでも何だって出来るんだけど、やっぱりそれに合った場所で戦うのが一番なんだよ」

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