蝶の行方は

斎藤一side




その日は、朝から紫羽の様子がおかしかった。

ぼんやりしているというか、やけに甘えただというか…



紫「うわぁ…!
雪だぁ…!」



昨晩降り積もった雪を見て、はしゃぐ紫羽。



紫「一くん、遊ぼうよぉ…!」

斎「は⁉︎」



ぐいぐいと袖を引っ張ってくる。



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