多少の問題はあったものの、やっぱり蒼太は完璧だった。


あたしが台所で料理をしていると率先して手伝ってくれるし、お笑い番組のツボもあたしと同じだった。


同じものを見て同じように笑えるというのは、本当に幸せなことだとあたしは初めて知ることができた。


なにより、蒼太は時折思い出したようにあたしの手を握りしめてきた。


それに驚いて視線をやると、蒼太もあたしを見ていて微笑む。


その無言の時間が心を温かくしていった。


蒼太は、今まであたしが憧れていた異性そのものだった。

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ホラー  悲鳴  人形  戦慄  彼氏  再生  恐怖  破滅  ドキドキ  破壊 

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