漫画みたいな恋がしたい
幼馴染み
「おはよーー」

「あっおはよ♪」

教室中おはようの挨拶が飛び交っている

だけど私は違う

教室に入ると

「邪魔なんだけど!どいて!」

いつもこれだ

もう慣れた毎日これだと

どうでも良くなってくる



始業のチャイムが鳴る

「みんなー席に着けー」

先生のいつも声掛だ
ダラダラと生徒は一斉に席に座る

「えーー今日は授業の前に話がある」

なんだろう?

「受験前と言う事で、みんなが苦手な教科を少しでも克服しようと思い来週特別授業を行う」

教室中がざわついている

「へー先生達もやるじゃん」

「なんか面白そう」

「私どこに行こう」

そんな声があちこちから聞こえてくる
なんか嫌だなぁ別に私苦手な科目とかないのに…

「おーい静かにしろ!選択教科は全部で5教科だ一応、英語・数学・国語は多めに教室を準備している」

「どこ行く?」

「私やっぱり数学かなー」

「えー私もそうしようかなぁ♪」

前の女の子が二人でこそこそ話してる

「今から配るプリントに、選択科目書いて学級委員が集めて持ってきてくれ期日は明日までだ!なんせ急遽決まった事だから…みんな忘れるなよー」

「はーーい」

「先生忘れたらどうなるんですか?」

いるんだよなぁ
こう言う事言うやつ

「忘れたら先生がマンツーマンで授業してやる!」

「えーーーー」

「冗談だよ!先生だって教科が決まってるんだ!忘れたら余ってる所に入ってもらう事になるだろな」

はぁこの学校3年だけでも全部で5クラスあるから知らない子と授業する事になるんだろうなぁ…

気が重いなぁ
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