期間限定
1stmemory

日常


毎日が退屈だった。
毎日、毎日同じことの繰り返し。
私が住む川北市は田舎でもなく都会でもない。隣街の架橋市に行くには車でも1時間半はかかる。
大学に通う私には川北市は不便だった。
大学は都市である架橋市にあるため電車では2時間近くかかる。

だけど、この街を離れたくなかった。
大学に入学するまでは一人暮らしできると思ってた。
都会に住んで毎日遊び回って、ショッピングして…。

でもそんな私の描いていた夢は崩れさってしまった。

何故なら、お父さんが一人暮らしを許してくれなかった。



< 1 / 10 >

この作品をシェア

pagetop