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週があけて、月曜日。


「佐那子、おはよ。」


会社に行くと、玄関ロビーのところに聖二がいた。


「あ、おはよう聖二。」

「金曜日、大変だったな。大丈夫だったか?」


あー…営業1課の課長に怒られた件だ。

わざわざ私に声をかけるために、待ってたのかな?


「大丈夫よ。…心配してくれたの?」

「んー、…まぁな。
佐那子って、強いように見えて、そうでもないし。」


新人の頃、仕事でミスしてショボンとしてる姿を、聖二には何度も見られてるからね。


「怒られるのも仕事のうちだから。そんな心配しないでよ。」

「…そっか。佐那子がヘコんでないんなら、それでいいんだけどな。」


ヘラっと笑う聖二の顔は、優しさに溢れていて。
朝からものすごい爽やかさを醸し出している。


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