流星×零姫―黒龍の寵愛姫―






トーストにイチゴジャムをつけ、ゆっくりと食べる。


トーストを食べ終わると、注ぎたてのコーヒーをすすった。



最後まで飲み終わると、食器を洗う。


洗い終わると、することが何もなくなった。





「暇だな・・・。」




十時から黒龍に会う用がなかったら、私はすることがないもんね。



今まで私は、休みの日何をしていたのかしら。



部屋の掃除?そんなモノしていないわ。


買い物?外に行くのも好きじゃない。



・・・そう、私は何もしていなかった毎日退屈に過ごしていただけだったわ。



今は、前より一日が楽しい。





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