氷と魔女《specialstory 完結》
≪第2章≫

太陽の学園

トントントントン


はぁ…

つらっ…

朝は弱いし、それに昨日我を失ってあんな事をしてしまった。

指名手配犯か何かになるのだろうか。

まぁ、顔は絶対ばれてないと思うけどさ。



気づいた時には部屋を飛び出してて、潰したいという欲望から己を失った。

けど…

私はまだ、今みたいに正気になれる。
欲を出さないようにしなきゃ…



…って言っても

みんなとの関わりはどうするかな。
ていうか静かだし、もう20分だし学校行ったのかな…


ガチャ


リビングのドアを開けると、そこには誰もいなかった。
リビングはキッチンと繋がっている。

キッチンも覗くと、誰もいなかった。



けど、キッチンの机の上に紙とお皿が置かれている。

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