ーー翌週土曜日。


今日はうちの会社関連(取引先や子会社)が集う、バスケット大会だ。

参加は自由であたしのいる総務部は男女共に参加者不在なんだけど、直也のいる営業部は参加でその応援にやって来た。

試合会場は市民体育館。
直也は第一試合目だから、あたしより早く家を出て行った。

体育館に入るなり、すぐに直也を見つけた。

「あっ。営業部の人達、準備体操してますね」

一緒に来ていたみさきちゃんが言う。

直也のユニホーム姿にドキドキする。
とても新鮮。

あたしが見とれていると、直也がこっちに気づいて駆け寄って来る。

「由里子」

「えっ? 由里子?」

みさきちゃんが首を傾げ目を丸くしている。

そりゃそうだ。
あたしたちがつき合っている事話してなかったもん。

今日、絶対にバレるだろうなとは思っていたけど。

「みさきちゃんも応援に来てくれたんだ」

直也な問いにコクンと頷くみさきちゃん。

「絶対優勝するから、楽しみにしとけよ」

「うん。直也が活躍するの楽しみにしとくね」













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