カラダだけの関係~冷血上司の惑わしの束縛~
カラダで認められたような気がするから、喜べないのかもしれない。


男性とセフレの関係を持つのは初めての私。


部長の距離感に悩む毎日。


「…千束がセフレね・・・」


「相手は直属の上司だし、しばらく恋愛はしたくないって言うし。妥当な関係がセフレだったのよ」


私は経験豊富な大学時代の関根逢(セキネアイ)に相談。


彼女は某アパレルメーカーの販売員で営業成績は常にトップ。


「千束は部長に本気なんでしょ?」


「彼はカラダだけの関係しか望んでいない・・・だから、このままでいいの・・・」


「でも、セフレが彼女になる可能性だってないワケじゃない」


「ええ~っ!?どうすればいいの?」


私は逢の一言に耳をダンボにして、問い詰める。


「まずは、男が何度でも抱きたい女になるコトね・・・」


「それはテクニックを身に付けろってコト?」


「それも一理あるけど・・・」

逢のアドバイスは具体的だった。




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